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作者:マサタカ/作品情報/Nコード:N2201BR
完結済 (全2エピソード) |
クイックライナーとは、お金によっていかなる品物でも必ず時間内に届ける仕事です。一千億恒星系を誇る銀河帝国では、ありとあらゆる事情やトラブルを一切無視して違法な品物でも運ぶ正規の銀河市民からはみ出したアウトサイダーの職業なのです。無論帝国には、全うな運送会社は数知れず存在していますが、正規のルートでは間に合わない、運ぶ品物が違法なモノを依頼する存在は尽きないのでした。この物語は、主人公の少女レイナが銀河市民の落ちこぼれアウトローで有った頃から始まります。人権の無い人間ゆえ人体実験の被検体とされ、大勢の集団の中で生き残り、一度は銀河市民に復帰します。帝国の兵役義務期間は、兵士で2年でした。しかし、頼れる親戚も伝もお金も無い状態と、軍務成績が優秀だった為残留を進められ志願兵となったとたん、新任の士官学校を卒業してきましたあ~レベルの司令艦長によって、初パトロールの最初のワープで、麻薬プラント要塞の警戒宙域にワープアウト。一瞬にして遊撃艦隊は、駆逐艦5隻爆散、駆逐艦1隻大破、レイナの乗っていた軽巡航艦が中破。まあ全滅に極めて近い状態でしたが、こう成る事を予測していた、もっと強力なエリア主力艦隊が待ってましたと敵を撃滅しました。帝国では、こう言った場合下士官兵士に限り、勝利の証と言うある意味略奪行為が認められていたのです。辛うじて無事だった連絡艇で、一応権利は在る筈と無事だった生き残りの内動ける者34名中士官の艦長以外33名が、多分一生に一度のボザンナのチャンスに参加。これはいったい何百万セルなのかというお宝確保。唯一元気な私は、再度お宝探しに出かけ、そこで隠し金庫を発見。一桁うえのお宝をゲットしたのですが、その中に一般の銀河市民が所有すると99.99%の確率で、不幸な事故死、行方不明になるアイテムが混ざっていたのでした。助けてくれたのは、帝国のとある情報部でしたが、それでも、アウトサイダーになるしかなかった私は、クイックライナーとなったのですが・・・
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 死が当たり前の世界 死のタイトロープ 階級社会 最終更新日:2014/01/30 03:00 読了時間:約127分(63,257文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
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