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作者:悠井すみれ/作品情報/Nコード:N6156GL
完結済 (全37エピソード) |
地球全体が汚染された近未来。人類は、地球再生に尽力する上層階級と、スラムで貧困に喘ぐ下層階級に分かれていた。下層出身のマリアは、高額な報酬目当てで上層階級の夫婦の代理母に立候補する。エリート層は子宮を外注するのが一般的になったこの時代、健康な肉体しか持たない女にとって、それがほぼ唯一の成り上がる道なのだ。
処女であること=新品・未使用の子宮を武器に無事に採用されたマリア。しかし、子宮に受け入れた胎児はどうやら只者ではなかったらしい。妊娠後期になるにつれて、マリアは子宮から響く声に悩まされることになる。
「マリア……母さん。助けて欲しいんだ」「うるさいうるさい! 言いたいことがあるなら、生まれてからせめて二年は待ちなさい」
神の子を自称する胎児と、処女にして妊娠したマリア。聖書さながらの「ふたり」は反発しながらも「母子」の絆を深めていくが──
以前投稿していた作品の加筆修正版です。副題なしでカクヨムとステキブンゲイにも公開しています。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: R15 残酷な描写あり ネトコン13 近未来 ディストピア 代理母/代理出産 遺伝子操作 デザイナーベビー 妊娠出産 母性/親子 搾取 命の価値 女性の権利 貧富の差 最終更新日:2020/09/10 08:19 読了時間:約219分(109,012文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 880 pt ブックマーク: 137件 評価人数: 67 人 評価ポイント: 606 pt |
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