西暦2320年、世界は寄生菌『珊瑚』がもたらす不治の病、『珊瑚症』に蝕まれていた。 　珊瑚症に罹患した者はステージの進行と共に異形となり凶暴化し、生物災害【バイオハザード】を各地で引き起こす。 　その珊瑚症の感染者が引き起こす生物災害を鎮める切り札は、毒素を宿す有毒人種《ウミヘビ》。 　彼らは一人につき一つの毒素を持つ。 　医師モーズは、その《ウミヘビ》を管理する研究所に奇縁によって入所する事となった。 　彼はそこで《ウミヘビ》の手を借り、生物災害鎮圧及び珊瑚症の治療薬を探究することになる。 　これはモーズが、治療薬『テリアカ』を作るまでの物語である。 　……そして個性豊か過ぎるウミヘビと、同僚となる癖の強いクスシに振り回される物語でもある。 主成分はバイオハザード×異能バトル×ブロマンス 2024年10月28日【第12回ネット小説大賞　一次選考通過致しました】 喫煙とタバコを食べる場面があるんでr-15に変えました。 ※《ウミヘビ》は毒劇や危険物、元素を擬人化した男子になります ※研究所に所属している職員《クスシヘビ》は全員モデルとなる化学者がいます ※この小説は国家資格である『毒物劇物取扱責任者』を覚える為に考えた話なので、日本の法律や規約を世界観に採用していたりします。 参考文献 松井奈美子　一発合格! 毒物劇物取扱者試験テキスト&問題集 船山信次　　史上最強カラー図解 毒の科学 毒と人間のかかわり 齋藤勝裕　　毒の科学　身近にある毒から人間がつくりだした化学物質まで 鈴木勉　　　毒と薬 (大人のための図鑑) 特別展「毒」　公式図録 ジェームス・M・ラッセル著　森 寛敏監修　118元素全百科 くられ【著】/薬理凶室【監修】　アリエナイ毒性学事 揚げ鶏々著、イラスト　　元素楽章　擬人化でわかる元素の世界 その他広辞苑、Wikipediaなど

現代日本の毒物学者・水無月雫（ミナヅキ シズク）は、不慮の事故で命を落とし、中華風異世界の没落貴族令嬢「麗華（リーファ）」として転生した。 麗華は、転生時に得た「毒を見抜き、瞬時に解毒薬を作れる能力」と前世の知識を武器に、後宮で起こる不可解な事件や奇病を次々と解決していく。 しかし、彼女の目的はただ一つ――この世界の毒と薬の謎を解き、究極の解毒剤を完成させること。 若き皇帝や宦官、武官など美形たちの好意を華麗にスルーし、冷静に研究と事件解決に邁進する麗華。その活躍はやがて民衆に「毒聖女」と称えられるが、本人は研究者としての探求心にのみ突き動かされていた。 果たして麗華は、この後宮と世界の毒の秘密を解き明かし、究極の解毒剤を完成させることができるのか――？

侯爵令嬢リリアーナは、毒薬と薬草に並外れた知識を持つ少女。ある日、前世の記憶を取り戻した彼女は、自分が悪役令嬢として無実の罪で処刑される運命にあることを知る。 運命を覆すため、リリアーナは知識を駆使して宮廷に潜む陰謀や謎を解き明かしていく。だが、冷酷と噂される若き皇帝から予期せぬ寵愛を受けることになり――。 毒と薬、陰謀と恋愛が交錯する宮廷ミステリー、転生令嬢の逆転劇が始まる。

現代の薬学知識を持つ少女・ファユは、中華風の異世界に令嬢として転生した。一見おとなしく、家族や周囲から「無能令嬢」と見られているが、その実力は薬草と毒の知識において群を抜く。王宮で次々と起こる怪事件や毒謀の影には、皇帝一家を狙う陰謀が潜んでいた。ファユは表向きは無力な少女を装いながらも、毒と薬学の力で事件を解決し、陰から人々を救っていく。忠義ある護衛や裏切りを企む貴族たち、助言者との交流を経て、彼女は宮廷の渦中で強く、美しく成長していく――。毒と推理、そして小さな優越感を武器に、令嬢は王宮の闇を照らす。

　――魔王を倒した最強暗殺者のセカンドライフは、聖竜・邪竜と営む薬屋でした―― 　 　魔王を倒した《毒使い》であるカムイ。しかし、彼は違法な魔法の取得や、非合法の薬草接種により鍛えられたという出自を理由に、国から処刑されると考え、勇者に魔王討伐の成果を譲り、それと引き換えに国を脱出。 「この世にはまだまだ珍しい毒がある。それを味わうまで、生き続けるぞ！」 　その気持ちと共に、召喚術が栄えている別国で《薬師》となり、薬屋を営むことにした。 　毒と薬を好むカムイが活動していたある日。彼は街中で醜く無価値と言われ、病気のまま捨てられた二体の竜を拾い、助けた。 　 　その二体が、この世界では規格外の能力と権力を誇る、聖竜と邪竜の子とも知らずに。 　二体を助け、召喚獣としての契約を結んだその日から、カムイは薬屋として、表舞台でどんどん活躍の場を広げていき、《薬師》として悠々自適の人生を歩み始める！ 　カクヨムでも同時連載中です。

悪役令嬢、聖女、異世界恋愛などのテンプレ小説、コミックス、アニメが大好きな大学2年生、20歳の亜里愛(アリア)。 ある日、アリアは聖女として異世界に召喚された。しかし、なぜか周囲は「聖女様(仮)」と呼ぶ。 これが現実なら、休学届を出さないとまずいな。いや、異世界からは出せないけど。それに、異世界転移ってだいたい元の世界に戻れないよね？　だけど、試してみないと分からない。 現実主義なオタク女子の異世界恋愛、始まります！ ※1話　2000文字前後で、サクッと読める作品を目指します。 ※一章の完結が近くなったため、ただいま改稿作業を行っています。 2022年 6月 5日(日)　追記 おかげさまで、物語の形が出来上がってきました。 設定を加えたため、当初の予定よりは少し長くなりますが、お付き合いいただけましたら幸いです。 テンプレ要素も少し残しつつ、自分らしいオリジナルの作品が書けるように試行錯誤中です。 ※2023年 9月2日（土）　追記 コロナウイルスに罹患後、後遺症による不調で長らく連載をお休みしていましたが、ようやく回復し始めたため投稿を再開いたしました。 完結まで必ず走り切りますので、最終話までお付き合いいただけましたら幸いです。

辺境の令嬢シャノンには毒りんごを作り出す力がある。 「辺境の毒りんご姫」と呼ばれる彼女を警戒し、新王ランベルトは側室候補としてシャノンを王都に召喚。初対面から彼女を威圧し、本音を探ろうとするのだが── 「この毒りんごに、他者を殺める力はございません」 「わたくしは決して毒好きなわけではなく、わたくしが愛でているのはあくまで毒りんごなのです」 ランベルトの予想はことごとく外れ、いつの間にかマイペースな彼女にすっかり振り回されていくのであった。 ＊アルファポリスにも投稿

保育士を夢みて、保育士になった主人公は現実の仕事の中で、理想とのギャップに段々と他者の「心の声」を幻聴に聞くようになっていく。 病んでいく彼女を救うのは。

　よくあるなろう界隈での王子が身分の低い娘と結ばれるために婚約者を陥れた後の割とありがちな話。

頭と心は、異なる反応をすることがある。 「心はどこにあるのか？」という問は心理学の永遠のテーマだそうです。

生まれながらに目が見えない朱里は、幼い頃に毒殺されかけた皇太子を己の毒の知識で救い、成人してから皇帝となった彼に求婚されて後宮に入ることに。 だが皇帝に恋慕する義妹が邪魔な朱里を殺そうと蠱毒を薬と偽り飲ませる。 何故か朱里はそれをきっかけに毒を無効化する体質を手に入れ、蠱毒の影響で目が見えるようになり、毒食の美味しさに目覚める。 朱里は飲まされたのが毒だと知っても「毒と薬は紙一重。妹は私の目を見えるようにするために……！」と義妹に感謝し、義妹は「どうしてこうなった」と悔しがる。 朱里は「毒殺の危険がある後宮ならば毒が山ほど食べられるのでは」と期待して後宮入りし、皇帝の毒殺未遂の危機を救って感謝される。 妃でありながら皇帝の毒見役となった朱里は、後宮で起こる問題を無自覚に解決しながら毒食生活を満喫するのだった。 これはのほほんとしている朱里が後宮の毒殺事件を楽しく美味しく（本人が気付かないうちに）解決してしまう勘違いコメディ。 要素◆後宮×毒グルメ×勘違いコメディ×ミステリ×恋愛 （2023.6.18）月間推理ランキング1位、四半期3位になりました！応援ありがとうございます！

秘密結社『PURE VENOM』が提供する占いアプリ『Ｖ♡』は、この先起きる出来事を、３枚の写真にして教えてくれる。 《人生逆転》ちょっとした毒のあるストーリー。悩み多き１３才の少女が、なにげにインストールした、占いらしきアプリ。指示に従い入力した結果は───？　 《卒業式が終わったら》　卒業を二日後に控えた中３男子の佐藤は、式の後に、ずっと片想いしていた同じクラスのノノカに想いを伝えようと決心している。 今から既に緊張して眠れず、動画を眺めていた佐藤は、告白に役立ちそうなアプリを見つけてインストールした。 《樹海にて》人生に絶望を感じて、一人樹海を歩く私。歩き疲れた所で、ねぐらにちょうど良さげな穴を見つけて、中で休憩することにした。 こんな所までやって来たというのに、普段通りでスマホが手放せない私。そのスマホに、未来を３枚の写真にして予知してくれるというアプリが現れて─── 『PURE VENOM』《幕間》 代表者　Malice Calls の正体は───

本編『弐の姫』から1500年前の物語。 異世界から召喚された女が代々女王となり治めて来たこの世界には『傾城の時代』と呼ばれる悪しき歴史が存在する。 それはこの世界の長い歴史でたった一度だけ異世界の少年が王位についた時代。 その王は一人の美女の虜となり、その女の一族…毒と薬を巧みに操るリスクの一族と共に悪政を行った。 彼が王として君臨したわずか数年の内に国が三つ滅び、数多の命が失われた。 何故少年が暴君となったのか？ 歴史に残る悪女とはどんな女性だったのか？ それには『傾城の時代』の歴史にはほぼ残っていない、彼と同時期に異世界から来た少女と最強の魔王が関係していた。 ※こちらはまだ完結していない本編『弐の姫』の核心に迫る部分やネタバレ部分もございます。 本編と同じくこちらもモバスペbookにて掲載しております。本編よりは短く1ページの文字数が少ないです。暫くは少しづつ更新していきますが、モバスペbookに追いついたら不定期連絡となります。

雫目奏真は二十歳の大学生。いきなり暴漢に襲われ死亡したと思ったら異世界への転移を果たす。 神様的な存在からもらったチートは、「創薬」の力。これでエリクサーを作りまくって、ばんばん売って大富豪になるぜ！　と意気込んでいたところ。 行きずりの商人さんは言いました。「あんたのそのポーション売れないよ」。 厳重に魔法薬の製造・使用が管理された世界で、チート能力はどこまで使えるのか！ 異世界転移だけれど、爽快感の欠片もないお薬話！ 二万字ちょっとで完結予定です。 短編だと長すぎるので分割。最終話の後書きに執筆動機なども記載しております。

旧題medicine or poison 薬剤師見習いが潜水艦で無双する 異世界の女神につれられ転移した薬学生が異世界で無双しながら味噌汁を広める話 「異世界きたしとりあえずポーション作らなきゃ(使命感)」 人より少しだけ毒と薬に詳しいチート主人公が無敵潜水艦でファンタジー世界に味噌汁広めます。

--ヤクブツは止めろ--

森で出会った二人の男女、子供を救うために共闘する。決して結ばれることのない二人は次第に引かれあってゆく。

毒と薬は紙一重とか言いますが