”おばさんを惹きつける能力”を開花させたカイト(16歳)。勇者を夢見るカイトにとってはハズレの能力だった。そのせいでおばさん剣士エレン(36歳)と出会い一緒に冒険をすることに。エレンには他におばさんの仲間がいておばさんのハーレムが築かれる。本来ならば喜ぶべきものだが、おばさんが相手なんて悲劇でしかない。それにおばさんは何かと問題を起こす。しょうもないことで喧嘩をしたり、自由気ままに行動したりと。そんなおばさんの行動に翻弄されつつ旅を続けるカイトだった。そんな折、世界各地で「おばさんが行方不明になる事件」が発生する。調べてみると魔王ヴァルギュストがおばさんを捕獲してモンスターに変えていたのだ。魔王曰く、”おばさんほどモンスターに適合した素材はない”と言う。カイト達はおばさん達を解放するため魔王ヴァルギュストに挑む。

あまり評判のよろしくない巨大宗教 神聖ル・ウース教会は、敵対する帝国からの攻撃により滅亡を目前にしていた。 総本山の大聖堂も包囲されるに至り、教会上層部は起死回生の一手として、形式上の教祖である おかざりの聖女エウァンシェリルをほぼ単身で脱出させることに。 エウァンシェリル唯一の護衛は、腕利きの傭兵ローランド。 だが彼は、なんと地球から来たゴリラ（学名：ゴリラゴリラゴリラ）であったのだ。 聖女とゴリラ、ふたりの旅と恋のゆくえは……？

　新城灰菜は１７歳の女子高生。元お嬢様だが叔母に遺産をかすめ取られてしまってからは、家で扱き使われていた。 　────そんな毎日の中で彼女は叶わぬ恋に挑む決心をする。 【これはチョコレートのように甘くて苦いシンデレラ・ストーリー、第一弾】