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作者:雉白書屋/作品情報/Nコード:N1170KT
短編 |
「うー……気分悪い。お前、どうだった?」
「最悪。薬を五十錠も飲まされた。途中で吐きそうになったし、大変だったぜ。もう風邪ひいても、ぜってー薬飲まねえ」
「おれは血管に薬を打たれたから平気だったな。でも、めちゃくちゃ痛かったよ。もう注射は勘弁」
「僕は飛び降りだったよ。まあ、貴重な体験だったね。かなりの痛みだったけど、それが逆に“生きてる”って実感させてくれてさあ」
「え、嘘だろ。おれも飛び降りだったけど、途中で目の前が真っ暗になったぞ」
「おれも、おれも。一瞬で終わった感じ。つまんねーの」
「たしか、途中で気絶しちゃうらしいよね。おれは最後まで意識あったけど、痛みはなかったなあ」
「お、お、お前は頭から落ちたんだろ? お、おれは失敗した。足から落ちて……ほ、骨が、お、お……」
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 最終更新日:2025/07/12 11:00 読了時間:約7分(3,069文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 70 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 7 人 評価ポイント: 70 pt |
作者:秋暁秋季/作品情報/Nコード:N1661JS
短編 |
食べちゃいぐらい好き。なんて言葉は何も生き物に対してだけ使われるものでは無い。
愛おしくて仕方がない空気にだって使われる言葉である。
ああ、口が痒くして仕方がない。食べてしまいたい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
食べちゃいぐらい好きなんです。あの街が。
飴に変換して、口腔を掻き回したいくらい好きなんです。
故に耽美奇譚です。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: R15 耽美奇譚 食べちゃいたい ぐらい好き ちょっと気分悪い ネオンの街 口直し 本の街 ソワソワする 煽られる 口が痒い 高揚感 落ち着きたい 最終更新日:2024/11/01 11:27 読了時間:約2分(733文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:秋暁秋季/作品情報/Nコード:N6741IY
短編 |
世の中には、正論、暴論と言った論理の構築方法が御座いますが、正論の使う場面と言うのは決まっている。
それは相手に黙って欲しい時。
如何に反論を許さず、手早く黙らせるかに特化した論理だから。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
正論は相手を黙らせるために使うんですよ。
だからあんまり好きじゃありません。
それでも使うのは、単純に私の気性が荒いから。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 相手を黙らせる うるせぇ黙れ 正論 議論 容赦ない 打ち負かす 気分悪い 浮気の話 ブチ切れ 効率的じゃない 生物学的観点 倫理と道徳 関係ない話 最終更新日:2024/04/28 21:46 読了時間:約2分(945文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:徳田タクト卍/作品情報/Nコード:N7453HW
短編 |
机の古びた木の香り。
窓からそよそよと入ってくる、ひんやりとした秋の風に、私の長い髪が揺れる。
放課後。
誰もいない教室の窓際の席で、私は腕を枕がわりに俯せて寝ていた。誰もいない教室でこうして眠るのが、私の好きな時間だった。すると。
「あの、日生さん…気分悪い?大丈夫?」
そんな声がして顔を上げると。
「あ…」
同クラの芹澤君が、私の席から少し離れた場所で立って、心配そうな顔をしながらこちらを見ていた。
芹澤君…私は何故かいつも、彼のことを目で追ってしまう。話したこともほとんどない…けど、何故かすごく気になる存在だった。
そんな彼に、私は突然言ってしまう。「好きです」と…
すると、彼は──────
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 女主人公 ハッピーエンド 青春 スクールラブ 放課後 教室 告白 唐突 ピュア╱ういらぶ アオハル おどおど 恋 0秒で恋が始まり 0秒で恋が叶う フィーリング? ネトコン13感想 最終更新日:2022/10/14 12:40 読了時間:約5分(2,172文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 202 pt ブックマーク: 11件 評価人数: 20 人 評価ポイント: 180 pt |
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