[-1-]
作者:友坂 悠/作品情報/Nコード:N9797IH
完結済 (全2エピソード) |
「——だから、これは契約による婚姻だ。私が君を愛する事はない」
気がついた時。目の前の男性がそう宣った。
婚姻? 契約?
言葉の意味はわかる。わかるけど。でも——
♢♢♢
ある夜いきなり見知らぬ場所で男性からそう宣言された主人公セラフィーナ。
しかし彼女はそれまでの記憶を失っていて。
自分が誰かもどうしてここにいるかもわからない状態だった。
記憶がないままでもなんとか前向きに今いる状態を受け入れていくセラフィーナ。
その明るい性格に、『ろくに口もきけないおとなしい控えめな女性』と聞かされていた彼女の契約上の夫、ルークヴァルト・ウイルフォード公爵も次第に心を開いていく。
そして、彼女のその身に秘めた魔法の力によって危機から救われたことで、彼の彼女を見る目は劇的に変わったのだった。
これは、内気で暗い陰鬱令嬢と渾名されていたお飾り妻のセラフィーナが、自分と兄、そして最愛の夫の危機に直面した際、大魔法使い「白蓮の魔女」であった前世を思い出し、その権能を解放して時間を逆行したことで一時的に記憶が混乱、喪失するも、記憶がないままでもその持ち前のバイタリティと魔法の力によって活躍し、幸せを掴むまでの物語。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ヒストリカル ハッピーエンド 微ざまぁ お飾り妻 契約婚 記憶喪失 逆行 バッドエンド回避 異世界ファンタジー 初恋 些細な事でも喜べる 陰鬱令嬢 氷結公爵 魔法 前世 最終更新日:2023/07/14 22:21 読了時間:約44分(21,934文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 1,154 pt ブックマーク: 100件 評価人数: 121 人 評価ポイント: 954 pt |
[-1-]
検索時間:0.0033090秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。