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作者:高木 啄木/作品情報/Nコード:N1284HE
連載中 (全2エピソード) |
女子高生に暴行してしまった…。
血が登り、ずっと興奮状態だった頭はさっきとは真逆に冷えきり、冷や汗が止まらなかった。
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21時半頃、会社からの帰り道、少し前を歩く女子高生がなんとなく気になった。
塾帰りだろうか。私立の金持ち校の制服を身にまとい、名門塾の英単語帳を読みながら歩いている。
僕はその子を追い越さないよう、ゆっくり歩きながら観察していた。
やっぱり私立学校の制服はデザインに力が入っているな。それにブランド品のスニーカー。家が裕福なのだろうか。それと、少女の持っている単語帳の名門塾はまず入ることすら難しかったはずだ。その塾に通っているのなら、あの少女はとても成績がいいのだろう。
きっと少女には、いい大学へ進学し就職、エリートコースが待っているはずだ。
たとえ成績が悪かったとしても、家が裕福であの容姿だ。少女を支援したいという思う男は沢山いるだろう。それほどまでに整った顔立ちをしている。
などと観察していたのだが、気がつくと僕は、
その少女を路地へ引きずり込み、
━━━その整った顔立ちに拳を振り上げていた。
これからどうなるのだろうか。自分の行いへの後悔と思わしき思いが脳内をかけたが、駆け抜けただけであった。浅ましい僕はそのまま流れに身を任せたのだ。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 年の差 悲恋 日常 ラブコメ シリアス ほのぼの 男主人公 現代 新人発掘コンテスト 123大賞 女子高生 最終更新日:2021/08/25 02:30 読了時間:約12分(5,841文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:きみよし藪太/作品情報/Nコード:N5225M
短編 |
彼女は兄の恋人。
触れたのは、どちらかだったのかなんて分からない。
ただ、彼女は帰る場所があると言った。
僕は彼女を好きで、あの唇をもう一度、と夢見てしまうのだけれど。
こんなに浅ましい僕に、希望なんてない。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 蝶 いけない恋 浅ましい僕 胸の痛み 唇 最終更新日:2010/07/12 11:11 読了時間:約9分(4,208文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 6 pt |
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