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作者:ちみあくた/作品情報/Nコード:N8688IF
完結済 (全4エピソード) |
江戸時代の初期、徳川家光が三代将軍となったばかりの頃。
浪人・園部多門は、妻・さきが不治の病を患っている事を知る。
思い悩んだ末、金を稼ぐ為に多門は武士を捨てる決心をするが、それに気付いたさきは怒り、離縁してくれとまで夫へ訴えた。
二十年以上、一途に武士の妻として生きてきた信念や価値観が、死の恐怖より強く彼女を駆り立てているのだ。
共に根は頑固。
言い出すと後に引けない性分同士である。
感情的になった話し合いはこじれにこじれ、時に激しく、時に切なく、時に滑稽なやりとりが続く。
しかし、それらは全て互いに相手を思いやる気持ちの表れ。
己の本心を偽りなく曝け出した時、二人が選ぶ愛の行方は……
アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+にも投稿しております。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 時代小説 江戸時代 浪人と妻 不治の病 夫婦愛 最終更新日:2023/05/25 07:55 読了時間:約18分(8,945文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 136 pt ブックマーク: 10件 評価人数: 13 人 評価ポイント: 116 pt |
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