運命に流されるままに世界中で悪事を繰り返し還暦前まで好き勝手に生きた大島紗里。天は大島紗里にもう一度人生をやり直させることにした。 ２周目の人生、今度は運命に逆らって生きることにしたものの、何を目標にしたらいいのやら。前世の心残りは「燃えるような恋とかしてみたかったな」。 恋に生きよう。 お相手は前世での唯一の光であった幼馴染みのサッカー少年の藤堂翔吾。彼も前世では人生の途中で夢破れて死んでいったのであった。彼の夢をかなえることを目標に、前世の知識を最大限に活かして生きていこう。 第２章完結。 恋愛小説としては第２章からとなります。細かい設定っぽいこと無視したい人は第１章を飛ばして読むのも手です。 ※１９７０～８０年代の海外の少年サッカーの事情など、調べてもわからなかったことは、いろいろ作者の勝手な想像で書き進めていきます。あくまでフィクションと思ってお楽しみください。

私と彼が出会ったのは、暑い夏の日の午後だった―― 舞台はイギリス、イングランドプレミアリーグ。リバプールに本拠地をおく名門「ノーザンプールFC」の中心選手であるヴィクトールは、地元ユース出身のエースストライカーで悪友ゲイリーとともにチームを引っ張っている。 新たなシーズンを迎え、日本人選手磯崎愛がクラブに加入するが、チーム内に不和が巻き起こり、ヴィクトールもまたアイに冷ややかな態度を見せる。ある試合後、ヴィクトールはアイと諍いを起こし、アイはドレッシングルームを飛び出してしまう。バーン監督に諭され、ヴィクトールはアイのアパートメントを訪ねるがそこで予想外のトラブルが起こり、アイにキスをしてしまう…… 一人のフランス人サッカー選手の一人称で語られる淡い恋のお話。サッカーを通じて気持ちの通じあう物語を書いてみました。エブリスタ、アルファポリス、カクヨム、ノベルアップ、pixivにも掲載。

　高校１年生の牧野博美は唐突に前世の記憶を思い出す。前世で博美は若くして恋人と車にはねられて死んだことを知る。今世では、16年間生きて唐突に前世の記憶が蘇り、その影響もあって周囲との関係がうまくいかなくなる。その１つの原因は加賀徹という３年生の先輩の存在であった。成人は容姿が整っており、人当たりも良いので学校でも人気者であった。理由はわからないが、加賀は博美が記憶を取り戻してから、彼女を構うようになる。そのせいで、クラスの女子からやっかみを受け孤立してしまう。博美は自分の平穏な高校生ライフを守るために加賀を敬遠するが……。 転生モノです。TS要素が含まれるので苦手な方は回れ右で。 即興で書き上げたものなので、誤字脱字などが多々あると思いますがご容赦ください。