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作者:結城藍人/作品情報/Nコード:N9179IE
短編 |
百人一首の第三十六歌「夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを 雲のいづこに 月宿るらむ」って、実は恋の歌、それもフラれ女の恨みの歌なんじゃないかなと気づいてしまい、ちょっと考察してみました。
※「カクヨム」にも投稿しています。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 百人一首 恋 失恋 フラれ女 清原深養父 最終更新日:2023/04/30 09:23 読了時間:約3分(1,272文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 112 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 13 人 評価ポイント: 110 pt |
作者:夢のもつれ/作品情報/Nコード:N3536GS
短編 |
今回は和歌を冒頭に掲げました。冒頭か末尾のどちらがふさわしいか、作品ごとに決めています。
川霧が麓を隠しているために空にぽっかり秋の山が浮かんで見えるというイメージが伝わればこの和歌の鑑賞として十分で、典型的な叙景歌だと思います。
清原深養父(きよはらのふかやぶ)は古今和歌集を始めとする勅撰和歌集に多く収載された歌人で、清少納言の曾祖父(あるいは祖父)です。小倉百人一首にも次の和歌が採られています(元は古今和歌集です)。
月の面白かりける夜、あかつき方に、よめる
夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを
雲のいづくに月宿るらむ
この歌は短い夏の夜に寄せて「まだ宵なのに明けてしまった」「月も沈む間もなく雲のどこかに宿をとっていることだろう」という機知で成り立っています。
詞書からすると叙景の歌であってもおかしくないのですが、実際と違うことを言って短夜や月の美しさをイメージさせようという趣向だと思います。いろいろな歌が詠める人だったということでどうでしょうか。
古今和歌集が905年成立、次の後撰和歌集が951年下命、さらに1005-07年に拾遺和歌集とほぼ50年ごとに国家事業として行われてきました。清原深養父は古今和歌集の頃の下級貴族です。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 拾遺和歌集 清原深養父 古今和歌集 M78星雲 56億7千万光年 フラクタル面 最終更新日:2021/01/09 11:14 読了時間:約6分(2,604文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 16 pt |
作者:玉川稲葉/作品情報/Nコード:N0346FU
短編 |
現代京都。1000年続く、怨霊(詠み人知らず)と百人一首の歌人たちが戦うIFの世界。
歌人の異能力を受け継ぐ襲名者たちが、現代に蔓延る怨霊たちに挑む。
異能力を持つ襲名者はグループ(陣営)を組み戦っている。
この短編は、京都の鞍馬・大原に陣を置く「烏羽(からすば)陣営」の話。
若いリーダー藤原定家を助ける藤原俊成と源俊頼、協力する紀貫之と清原深養父。
成長と友情と様々な思惑があり、陣営が一つになっていく――ちょっと手前の物語。
※2018年12月刊行の同人誌『さくやこのはな第3集』に収録されているものと同じで、僅かに改訂しています。また、初投稿のためテスト投稿も兼ねていますことをご了承ください。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: ヒストリカル 時代小説 異能力バトル シリアス 男主人公 和風 超能力 京都 百人一首 美男子 和歌 歌人 紀貫之 最終更新日:2019/09/30 20:05 読了時間:約17分(8,354文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
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