「ベルティーナ・ヴァイス公爵令嬢、どうか私と結婚してほしい」 　ヴァイス公爵令嬢ベルティーナは王族主催のパーティで、人並はずれた美貌の騎士公爵レイモンド・シュバルツに突然求婚される。 　誰もが羨む騎士公爵からのまさかの求婚。しかしベルティーナは返事を保留にし、逃げるように会場を後にした。 　ベルティーナには秘密がある……それは彼女が前世の記憶を持っているということ。そしてその前世は聖女として召喚された日本人であったということだ。 　さらには何の因果かベルティーナに求婚した騎士公爵こそ、彼女が前世で討伐した魔王が転生した人物で………… 　(何で私が倒した前世が魔王の男と結婚なんかしなきゃいけないのよ！！　いやよ！　絶対お断りよ！　絶対何か裏がある！　何がなんでもこの求婚断らなきゃ！！) 　しかしそう息巻いていたのも束の間、いつの間にやらどんどん外堀を埋められて…… ーー婚約を全力で回避したい少し残念な公爵令嬢とマイペースな騎士公爵の婚約をかけたラブコメディ！ーー

昔ある王国に… から始まるよーく知った物語。誰もが知っているその話を覗いてみると、あら？ 悪役のはずの王妃が白雪姫を溺愛？？ そこから始まった物語の白雪姫は、無事に運命の王子と出逢えるのでしょうか？ 「結婚なんて絶ー対ッッに、認めませんわッ！」 波乱万丈？ な白雪姫の物語のはじまり、はじまり。

―奇跡を起こす力―『神聖力』を生まれながらに持っていたリリィ・クレモント。 しかし、そのことは誰も知らない。本人でさえも。 かつて、帝国には、"自在に"奇跡を起こすことができたという、神の代行者と呼ばれた伝説の聖女――『神聖女』――がいたとされている。 しかし、その存在を知るのは帝国王族の中でも限られた者だけであり、その存在は謎に包まれていた。 ある条件を満たした聖女だけがその力を得るという、強大な神聖女の力。 その力はどこにいってしまったのか　――あるいは、途絶えてしまったのか― 少し鈍い令嬢として育ったリリィ・クレモントと、千年の時を生きる聖獣。 そして、現れるはた迷惑な少年。 これは、本編の始まる前の序章であり番外編のお話。 ※本編 『リリィ・クレモントの逃亡日記 ～第二王子からの溺愛？？身の危険を感じたのでとっとと逃げることにしました～』は、いずれ投稿する予定です。

　異世界に落ちた本屋店員が、エルフの村で定食屋を営む決意をする。その経緯。…粗筋下手くそで、すみません。文章能力無いに等しく、内容薄々です。R15は、念のためです。食材の話か極僅かに出ますが、全て、フィクション、想像です。