無自覚女たらしの超鈍感系主人公は半年間付き合っていた彼女に「乙女心が全く分かっていない」とフラれてしまう。 本人は努めて紳士に振る舞っていたのにどうしてそうなってしまったのか分からずにいた…… クリスマスデートでも門限には帰れるように気遣ったし、家に招かれた時も長居するのは邪魔かと思って夜が更ける前に帰った。 そんな紳士的な俺のどこが悪かったんだ！ そんな悩める主人公に気心知れた幼馴染が提案する。 「私が乙女心の何たるかってやつを教えてあげる。だから私とお試しで付き合ってちょうだい！」 主人公は願ったり叶ったりとこの提案を受け入れる。 幼馴染がどんな心境でそう言ったのか全くもって知らずに…… これは読者のツッコミ待ちのギャグコメディー。

思考回路が人外で無自覚女たらしの魔法使い蜜風(みかぜ)を恋人に持つ人間の娘ゆずり葉。ことあるごとに勘違いした女性たちがゆずり葉のもとに殴り込んでくることに彼女はうんざりしていた。まったくもって人の思考では度し難い恋人は、けれどゆずり葉にだけ真剣に恋をしているらしい 『魔法使いの彼と私』 同一世界のいろいろな時代で起こった人や人以外の恋路をおさめた短編集。 Twitterに投稿したものを含みます。 話により、以下の内容を含む場合があります。 不道徳、性的な描写(直接的な単語での描写はなし)、流血、残酷描写 ※商家の宝玉と盗賊の王は単独連載へ移行しました。

１年前、樹は一人の少女と再会し一人の少女と出会った。 それからたった数日の冬の物語である。 なろう冬の短編祭りで出した短編を、気付かないぐらい少しだけリメイクした短編です。