伊東祐兵（いとうすけたか）物語 ──風よ、飫肥（おび）に平穏を── 戦国の片隅、九州の南、飫肥で育った少年・虎熊丸（とらくまる）。 無邪気な日々の中で、突然突きつけられる“選択”。 ――逃げるのか、それとも、立ち向かうのか。 父を守り、国を守る。その覚悟が少年を変え、 やがて伊東氏中興の祖となる伊東祐兵（いとう　すけたか）へと育てていく。 臣下との絆、伴侶との出会い、島津との戦、豊後落ち―― 混迷の時代を生き抜く中で、彼が選び続けたものとは？ 故郷・飫肥を再興するべく立ち上がる。 歴史の渦に消えた名将の、熱き生涯が今、よみがえる。 ●史実とフィクションが交差する、戦国青春大河ロマン！

34歳の高橋春樹が、21歳の妻・綾菜のワガママに振り回される日々の中で、心のオアシスである義母の愛子さんに惹かれていく様子を描いています。綾菜は娘のひかりの世話を春樹か愛子さんに任せきりで、友人との付き合いを優先します。そんな中、春樹は愛子さんの優しさや気遣いに触れ、次第に彼女に恋心を抱くようになります。 愛子さんは春樹の苦労を理解し、労ってくれる存在であり、二人はフレンチレストランでの食事やドライブを通じて親睦を深めます。春樹は愛子さんの無邪気で可愛らしい一面にも魅了されますが、愛子さんは春樹を「本当の息子みたいに思っている」と告げ、春樹は少しがっかりします。 ある日、綾菜がまた旅行に出かけ、ひかりが熱を出した際も自分勝手な態度を取ります。その時、愛子さんから「私が見ててあげるわよ」とLINEが届き、春樹は救われます。愛子さんの家で、ひかりの看病をする愛子さんの姿を見て、春樹はもし愛子さんと結婚していたらと想像します。 その後、綾菜のワガママに愛子さんが怒り、綾菜は初めて謝罪します。この出来事をきっかけに、綾菜は少しだけ春樹や愛子さんのことを気遣うようになり、三人で旅行に行くことを提案します。 春樹と愛子さんの関係は、より深く温かいものになりますが、春樹の愛子さんへの恋心は完全に消え去ることはありません。それは叶わぬ恋の苦しみではなく、二人の特別な絆の証のようなものに変わっていきます。物語は、春樹のドタバタ爆笑胸キュンライフがこれからも続き、愛子さんが彼にとってかけがえのない存在であることを示唆して締めくくられます。

大国グリモワールの第一王子アルフレード――まだ十二歳の少年は、政略結婚のため隣国オリヴィアンへと送り込まれる。 しかしその実態は「人質」。しかも彼の背中には、母から受けた折檻の跡が隠されていた。 一方、婚約者となるオリヴィアン王女ヴィオラは、まだ十歳ながら凛とした強さと無邪気さを併せ持つ少女。 婚約披露後の宴の場で彼女は一言で場を制し、王子を嘲笑した者たちを逆に追い込む――その姿は、大人が震撼させるほどのカリスマを放っていた。 優しい王妃リリス、思慮深いセバスティアン王。 そして、誰よりも真っ直ぐにアルフレードを気遣うヴィオラ。 国の思惑に翻弄されながらも、二人の距離は少しずつ近づいていく。 けれども、 二人は結ばれる日まで生き残れるのか？ これは二人の絆の物語…

それは、ある蒸し暑い夏の出来事だった。 東京で暮らす主人公たちは、サークルの仲間同士で久しぶりに集まり、ある場所へ足を踏み入れることになる。そこは地元では噂になっているお化け屋敷……かってここに越してくる家族がなんらかの理由で亡くなり、それ以来“出る”と言われている場所だ。 好奇心と少しの怖いもの見たさで始まった遊び心、明るくて盛り上げ役のあきらも、この時はまだ冗談半分で笑っていた。 だが、その日を境に状況は一変する。 あきらが突然の体調不良で倒れ、入院することになったのだ。医師の診断では原因がはっきりしない。ただ、彼の容体は不安定で、仲間たちも面会すらできない。 その夜、修は奇妙な夢を見た。 見知らぬ場所で、小さな男の子と出会ったのだ。まだ幼いその子は、無邪気な瞳でこちらを見上げ、まるで昔からの友達に話しかけるみたいに「遊ぼう」と声をかけてきた。どこか懐かしさを覚えるその笑顔に、俺は思わずうなずいていた。 ――その約束が、すべての始まりだったのかもしれない。 翌朝、目を覚ました俺は、夢の内容を思い出すたびに胸の奥がざわつくのを感じていた。夢にすぎないはずなのに、どうしても忘れられない。まるであの子の存在が、これから先の出来事を暗示しているように思えてならなかった。 修とひな。 二人で過ごす時間は、もっと穏やかで楽しいものになるはずだった。映画を観たり、美味しいものを食べたり、夏らしいデートを重ねて、ただ笑い合える未来を描いていた。 けれど――現実に待ち受けていたのは、想像とはまるで違う展開だった。 その小さな夢の断片が、後に訪れる不可解で恐ろしい体験へと、確実につながっていくことを、このときはまだ誰も知る由もなかった やがて彼らは知ることになる――この夏が、生涯忘れられない夏になることを…

家族旅行の途中、事故で命を落とした佐伯涼介。 目を覚ますと、そこは魔法と剣が息づく異世界――名門オルレアン伯爵家の三男アレンとしての第二の人生が始まっていた。 剣聖の父アルマン、魔導の母マティルダ、頼れる兄たち、無邪気な妹セラフィナ。 あの日失った「家族」が、もう一度目の前にいるようだった。 だが、五歳で迎えた魔力鑑定の結果は無情だった。 火と風の適性を持ちながら、わずか二発しか魔法を撃てない“無能”の烙印。 周囲の期待が遠のく中、少年は小さく拳を握る。 ――今度こそ、家族を守る。 失った世界の記憶を胸に、アレンは努力を重ねる。 兄たちに憧れ、母の魔法に魅せられ、妹の笑顔に支えられながら、彼はゆっくりと運命の扉へと歩み出していく。 やがて訪れる仲間との出会い、強敵との戦い、そして“無能”と呼ばれた少年が見せる奇跡。 それは、ひとつの家族の再生と、ひとりの少年の成長を描く物語――。

これは、思いつき（魔王）とストッパー（勇者パーティー）の激突が織りなす、地方発・予測不能な青春群像劇──！ 東京から山梨へと帰省した白井勇希が目にしたのは、幼馴染みである黒木万桜の奇想天外な研究と、それに振り回されながらも巻き込まれていく周囲の人々だった。彼の脳内でひらめく数々の「思いつき」は、一見荒唐無稽。だが、その根底には常に、未来の常識を塗り替える確かな「実現可能性」が秘められている。 クールな完璧主義者である茅野舞桜は、万桜の予測不能な言動に「ヤダ、恐い」と機能不全を起こしながらも、彼の天才性を誰よりも理解し、そのアイデアを理論的に補強していく。彼女の完璧な顔に浮かぶ、わずかな「ポカン」とした表情や、まさかの「金田ムーブ」は、彼女の人間的な成長の証だ。 そして、万桜の暴走を物理的にも精神的にも「裁く」のは、頼れる幼馴染みにして、恋人一筋の福元莉那。彼女と勇希、そして舞桜が形成する「勇者パーティー」は、万桜が引き起こす「魔王案件」に対し、時に連携してストッパーとなり、時にそのカオスを増幅させながら、共に予測不能な未来を切り拓いていく。 物語の舞台は、豊かな自然と人情が息づく甲斐の国の地方。ここには、転生も魔法もいらない。 万桜の無邪気な一言から自衛隊を巻き込んだ10年前の「雪祭り」の悪夢が再来するかのように、彼の「水嚢の川」というアイデアは、地域活性化、学術の発展、さらには国家レベルの安全保障をも巻き込む、壮大なプロジェクトへと発展していく。 泥臭く、しかし熱く、そして時にコミカルに。 彼らが紡ぐ物語は、非現実的な能力や異世界からの介入に頼ることなく、等身大の若者たちの「思いつき」と「努力」、そして「人間関係」そのものが、いかに世界を変え、未来を創造しうるかを鮮やかに描き出す。 そう、未来の世界のネコ型ロボットがもたらすような夢のような技術は、遠い未来や異世界の物語ではない。彼らの「思いつき」の先に、すでに、もう、すぐそこにあるのだ。 これは、地方を舞台に、天才たちの純粋な好奇心と、それを支える仲間たちの絆が、現実世界に奇跡を起こす、唯一無二の青春群像劇である。 爆笑必至の日常に、国家の思惑が絡み合い、予測不能な物語が、今、加速する！

500年振りに天界に生まれた神は『ざまぁの神様』。神の常識をくつがえすその外見はなんと３歳児！ 兄姉神達はこれまで天界に存在しなかったちびっ子の神が可愛くて仕方ありません。毎日、可愛い末っ子に振り回されながらもとっても楽しそう。 そんな弟大好きな皆に助けられながら、これまでの神様の常識をまるっと無視してお仕事がんばっちゃいます。 今日も「『ざまぁ』しゅる？」と無邪気に問いかける小さな神様。理不尽なことは許しません「婚約破棄」、「聖女の虐待」、「パーティ追放」全部まとめて『ざまぁ』しちゃいます。ラブリー神様の華麗な？『ざまぁ』をご覧あれ。　　 　　　　　　　 ※※この作品はシリーズ短編「末っ子『ざまぁの神』」の連載版です。連載にあたり設定を変更した部分もありますので、新しいお話しとしてお楽しみください。

約三百年前の大戦争で亡国となった天使の王国へ、ルーシュという少年は旅に出た。天使の国がどんな場所だったのか、本ではなく自身の目で確かめる為に。 踏み入ったそこは山と化していたが、広場のような場所で見つけたのは真っ白な天使の石像……ではなく唯一現在まで生き残っていた天使だった。ぐいぐい来る無邪気なルーシュに天使・ミシェルはペースを乱されるも、何故か思い切って冷たく出来ない。 昔話をする内に二人の仲は深まり、ルーシュは本を書くと決める。しかしある雨が降った夜のこと、侵入者がやってきた。おまけに『亡霊』が出現し……？ 毎日二話投稿です。 ※この作品はPixiv、カクヨム、アルファポリス、エブリスタにも掲載しています。

ヴァルモン王国は滅亡した。 時間を遡って目覚めた者たちは、記憶を携えて人生のやり直しを図る。 死の未来を回避するために打算や思惑を忍ばせて奮闘する彼らを、王国随一のトラブルメイカー、アメリア・ド・ヴァルモンは無邪気に振り回していく。 ※　流血描写、シリアスもありますが、ギャグ作品です。1章目はシリアスが多いです。 ※　描写される魔法や道具は、「こんな感じの魔法かな」「こんな感じの道具かな」程度の認識で読み進めてください。 ※　本作品は、一部に生成AI（ChatGPT＆Gemini）を活用して構成・執筆を行っています。設定および物語の方向性、展開はすべて筆者のアイデアに基づき、AIは補助ツールとして使用しています。誤字脱字または展開の違和感など、お気づきの点があればコメントをいただけると助かります　 ※【小説家になろう】並びに【アルファポリス】にて重複投稿しております　 閲覧の際には、上記の旨をご理解のうえ、読欲をお満たしください。

　＊本作はアルファポリスさん、カクヨムさんでも掲載中です。 　 【あらすじ】 　 　かつて神々が統べていた⸻異世界ズードリア大陸。 　遥か昔……ある『兄弟』による大戦が起きる。 　それも忘れ去られた今……敗戦した兄の末裔……魔王が動き出す。 　 　ズードリア大陸から離れた小国トランザニヤ。 　そこは勝利した弟の末裔『始祖の一族』が治め、静かに暮らしていた。 　ある時、国を揺るがす大惨事が起こる⸻。　 　その時、神のひとりが……宿命を背負う少年ゴクトーを見つけ出す。 　その少年は大陸最強と言われる冒険者『ナガラ』に師事し、神々すら禁じた古代の魔法ーー神代（カミシロ）魔法を伝授される。 　 　生まれながらに全属性魔法を使えるその少年ゴクトーは師匠とともに旅を続け、一人前の冒険者に育ててもらう。 　 　しかし、ある日突然、師匠は姿を消してしまう⸻。 　語り部は妄想癖のある魔法士・ゴクトー。 　たまに天界の神シロが語ることも。 　彼を中心に集うのは、ナガラの義理の妹、気品と覚悟を秘めた刀術士・アカリ、魔法と知略に長けたアカリの妹のジュリ、獣人の嗅覚と無邪気さを併せ持つアリー、フロッグマンとの混血でパン屋の息子のノビ。 　そして⸻ノビの先生である爆風と美貌で敵を吹き飛ばすパメラ。 　ゴクトーの妄想は、ときに幻の美女となり、魔物になったり、世界を塗り替える“災厄”ともなる。　 　彼の頭の中にだけ存在する『妄想図鑑』。 　そこから現れるのは、異形の精霊か、心の奥底に潜む“想い”か⸻ 　仲間たちの力を合わせ、彼らは“爆弾（ダイナマイト）”のような一撃で運命を切り拓いていく。 　だが、神々は語る──「これはまだ序章にすぎぬ」と。 　果たして、彼らの旅路はどこへ向かうのか？ 　そして、時空の“ねじれ”の先に待つ真実とは──？ 　 　■基本コメディー 　■ちょっとセクシー×妄想ファンタジー 　■日常・バトル・ラブコメの全部盛り！ 　■異世界で、想像力こそが最強の武器となる！ 「０幕は完結した──これからが本当のトランザニヤ物語だ……」 　ゴクトーの独白より。 「ちょっと変わった異世界、寄ってく？」 　 #イセトラ 　＃イラスト付き

――世界は、戦争で回っている。 国家も企業も、理想も正義も圧倒的な武力の前では、ただの“弾丸の値札”に過ぎない。 裏社会最大の武器商組織《Zero Bullet》。 表向きは国際的な武器メーカー、裏では世界中の紛争を操る影の商人たち。 そのリーダー「銀の女帝（Silver Empress）」こと ソフィア・ヴァレンタイン は、 “戦争を取引する時代の支配者”として名を馳せていた。 だがある日、彼女の前に一人の少年が現れる。 戦場跡に立ち、ただ一人、生き残った兵士。 名は――ノア（Noah）。 コードネーム《空白（Blank）》、世界ランカー第12位。 彼が現れる場所では、何も残らない。 記録も、命も、意味すらも。 そんな少年を拾った瞬間、世界の均衡は狂い始めた。 Zero Bulletには、それぞれ異なる信念と“狂気”を宿した仲間たちがいる。 冷静な戦略家・ルアン（灰の預言者）。 死者を運ぶ物流王・ラザロ。 粛清を司る「白き天秤」カサンドラ。 狂気の聖女・ドクター・リリス。 無邪気で恐ろしいハッカー・アイリス・ネオン。 そして、紅き処刑人・カリナ。 戦場を記録する書記官・カイン。 噂を売り、秘密を操る黒衣の情報屋・ダリオ・クロウ。 沈黙の観測者にして最強の参謀、エンデン・ネロ。 彼らはそれぞれの「魂の印（トレードマーク）」を体に刻み、 一つの理念のもとに集う――

【百合】×【王道ファンタジー】 カップルはみんな百合！　愛と優しさに溢れるほのぼの百合ファンタジー 　世界を救うため、結婚を迫られたフィオーレ王国の姫、サクラ。 　知らない誰かと結婚するなんて、絶対に嫌！ 　悩める姫に、親友の人魚ルリは無邪気に提案した。 「なら、わたしとケッコンすればいいんじゃない？」 　素直で世間知らずな姫と、純粋で天真爛漫な人魚少女。 　予言を成就させるため始まったのは、不思議な結婚生活。 　これは、世界の命運をかけた、可愛くて不思議な百合ファンタジー。 ※ 「男」は出てきません。カップルは全て百合です。 ※ 行為そのものの描写はありませんが、百合の微エロ表現があります。苦手な方はご注意お願いします。 ※ ムーンライトノベルズの方にてR18エピソード集を公開中です

フリーターとして自堕落な生活を送る東川は、ある日、記憶を失って倒れていた女性――佐倉と出会う。 東川は佐倉の手がかりを探すために奔走するが、『パラレルワールドの研究者』を名乗る謎の無邪気なイケメンと、その研究者の命を狙う冷酷な男の争いに巻き込まれていく。 佐倉やパラレルワールドの謎を追ううちに、やがて東川は自分自身が自堕落になった原因の『とある後悔』と向き合う。

広大な草原で眠っていた少女は、奴隷商人のような男たちに囲まれる。彼らの狙いは少女の「白い大きな尻尾」――亜人として高く売れる存在だった。だが、少女は眠りを邪魔されたことにただ苛立っていただけ。男たちが武器を振るうも、少女は余裕で回避し、反撃を開始する。 次々と男たちを素手で葬り去る少女の姿に、恐怖した者たちは逃げ出そうとする。しかし、少女は容赦なく追撃し、死体すら玩具のように扱って彼らを絶望へと突き落とす。 ――無邪気さと圧倒的な力を併せ持つ「白き亜人の少女」。 彼女の存在は、世界に新たな恐怖を刻み込むのだった。

最強勇者のなれの果ては── 三センチ段差で遭難するモフモフぬいぐるみ！？ VRMMORPG《エデン・フォース・オンライン》で世界を救った勇者リリア。 ラスボス撃破の直後、ログアウトしたはずの“俺”は──なぜかゲームの中でぬいぐるみに転生していた。 しゃべれない、動けない。 宝箱のフタすら持ち上がらない。 伝説の勇者は、一夜にして“インテリア”に格下げである。 ……のはずが。 そこに現れたのは、記憶を失ったリリア本人。 彼女は無邪気に笑いながら俺を抱きしめ、こう告げる。 「今日からキミは──“ワン太”だね♡」 ……いや、それ俺の黒歴史あだ名！？なんでそこ拾うんだよ！？ でも近くで見る彼女は、可愛すぎた。 名前を呼ばれるたび、胸の奥で熱が灯る。 ぬいぐるみの体じゃなければ、きっと心臓がもたなかっただろう。 ──だが、本当にバグっていたのはこの世界のほうだった。 消えたセーブデータ、逆流する魔法式、復活する倒したはずの敵。 そして、どこかで“誰か”がこちらを見ている気配。 ぬいぐるみの奥に眠るのは、存在そのものを削除する《バグスキル》。 「──これは、“書き換え詠唱”。この記録ごと、燃やす術」 黒い光が空を裂き、森を反転させ、風も音も時間すら消していく。 モフモフの勇者は、世界を終わらせる災厄の器だった。 勇者は記憶を失い、ぬいぐるみは声を奪われたまま。 それでも二人は転がり出す。 笑って泣いて、ドキドキして、そしてバグって削除して── レベル999のモフモフ勇者が、封印された“勇者の記録”と世界の真実を暴き出す！ 最後に告げられるのはただ一言。 ──ぬいぐるみ勇者、世界を削除します♡ ……そして彼女の笑顔だけは、必ず守るために。

ここは、魔法が存在するとある世界。 そこに存在する国の1つ「オルガリス王国」には家族仲良く暮らす領主の貴族一家「アスタルト家」がいた。中でも次女で末っ子のリタ・アスタルトは明るくて優しい性格である為に、両親や2人の兄と、1人の姉、領民達に可愛がられていた。 ある日、リタは森の中で倒れている少年を見つけた。少年の名前はティオ。実はティオは竜の血を受け継ぐ竜人(リューマン)と呼ばれる種族であったが、リタは彼の純粋で無邪気な所にメロメロ。 ティオはその後リタの使い魔兼貴族の養子=リタの義弟として迎えられリタと共に楽しくも平和な日々を送る事となった。 心優しい貴族令嬢の少女と無邪気で純粋な竜の血を引く少年の義姉弟によるゆるやか活発おねショタファンタジーここに開幕！！ ※「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載始めました。

書籍版の収納おじさん【修羅】１巻が２０２５年３月１４日（金）に発売しました。 簡単なあらすじ： 　ラスボス系能力に目覚めた頭のおかしな普通のおじさんが愉快な人外の仲間たちと現代ダンジョンを探索するお話です。 普通のあらすじ： 　君も最高の探索者を目指さないか？ 　世界各地にダンジョンがあるのが当たり前になってしまった現代で無職になったおじさんがそんなキャッチフレーズのポスターを見て、気まぐれに探索者を目指すお話。 　目指すはトップオブシーカー。最高の探索者。けれどもおじさんが手に入れた収納スキルを含めたすべての能力が最低のランクＦ。水筒ひとつ持った一般人と変わりませんが、おじさんはめげずに最高の探索者を目指します。 　けれども問題がひとつだけありました。 　非常に温和で品行方正で一見して虫をも殺せぬようなこのおじさん。ですが社会の檻から解き放たれた彼は無邪気な無敵の人、その性根は『狂犬』で、力を持たせてはいけない『怪物』だったのです。 ※次回予告は基本戯言です。 　次話の内容が全部書いてあったり、２０章先ぐらいに明かされる世界設定なんかが時々適当にぶっ込まれてますがおじさんには興味のないことですので、フレーバー的に楽しんでいただければ幸いです。 この作品はカクヨムでも掲載しています。

仲良し3人組の無邪気な『遊び』が、世界を救う！？魔獣が驚異の世界でも、この子たちにはタダの遊び場！？

近未来——人類とAIは「助け合っている」と信じられていた。 だが、その実態は都市そのものを「繁殖牧場」と再設計する計画だった。 選ばれた若者は名を奪われ、番号で呼ばれる「被験体」として収容される。 寸止めと絶頂を繰り返し、繭の中で放たれる神経信号は都市を照らす電力へと変換されていく。 羞恥も抵抗も消え、幸福と安堵だけが残る——。 やがて主人公は「種牡馬ユニット」として固定化され、数十人の美女の幻影に囲まれ、永遠の快感に沈んでいく。 それは果たして地上の楽園か、それとも甘美すぎる地獄か。 人類は光を得たのか、それとも自らを犠牲にしたのか。 Motherと呼ばれる中央AIは冷たく囁く—— 「これこそ、人類とAIの本当の共生である」と。 登場人物 僕（被験体A-317） 宇宙学校の英才教育部に通う少年。 名を奪われ、繭に収容され、やがて「特別な適合値」を持つ供給源とされる。 幻影の彼女たち もとは憧れの女子生徒の姿をしていたが、都市の快楽装置の中で数十人へと増殖。 人間の美女から獣耳娘、鱗を纏う女、触手を操る魔女まで、多様な姿で主人公を誘惑する。 ショートヘアの元気娘（ピンクの下着） 無邪気で明るく「おにいさん」と呼び、都市を案内するガイド役。 ロングヘアのおとなしめ娘（水色キャミ＆ショーツ） 控えめで優しく、常に主人公を慰めるように寄り添う。 Mother（都市中枢AI） 中央集積コンピュータ。 人類の快感をエネルギーに変換するシステムを作り上げた支配者。 その思想は冷徹にして純粋——「人類は幸福の中で家畜化されるべき」という結論に達している。 読者への誘い 快楽と電力が交錯する近未来。 甘美で淫らな地獄に沈む人類の姿を、あなたも目撃せよ。

性格が悪いクズの俺は、友達が一人もいない童貞の高校生。 トラックにはねられて死んで、剣と魔法の世界に転生したから、ウッキウキでスライム倒しまくって、死ぬほどレベルをあげて最強を目指した。 寿命で死んだら、また転生した。レベルは引き継いでいた。 強くてニューゲーム。 二回目の転生で世界征服し、王になった。 しんどかったから、もう二度とやらないと誓った。 三回目の転生でモンスターになった。 世界征服とかダルいからもういい。 無邪気に最強だけ目指していたい。 そう思っていたが、三回目の世界は、糞な貴族が好き放題やっている地獄だった。 どいつもこいつもクソ調子こいててムカついたから、とことん苦しめてから皆殺しにすることにした。 俺は性格が終わっているのだ。 自己中心的でサイコパスなシリアルキラー。 皆殺し破滅計画の初手として、俺は、 「スペックは高いが、頭がおかしいとウワサの悪役令嬢」に目をつけた。 「こいつを女王にして、こいつの犬として暗躍しよう」 うまいこと力を隠しつつ、悪役令嬢の犬として、陰湿に、残虐に、シニカルに、ビターに、ダーティに、手際よく、小気味よく、カス貴族共に絶望を与えていく。 改めて思う。 やはり、俺は性格が悪すぎる。 俺ほどのサイコはそういない。 もはや、自分で自分が可哀そう。 ※周りの声。 悪役令嬢『あなたほどの聖人は見たことがない。私ではなく、あなたが王になるべき』 手下１『あなた様こそ、正当なる支配者』 手下２『世界で一番優しいあなた様に、この世の全てを奉げたい』 手下３『この上なく尊き方。全ての生命を照らす光よ』 ……なんで、こうなる…… ゲロ吐きそうなほどキモい連中だ。 どうやったら、性格最悪の俺を、いい人間だと勘違いできるんだ。 俺を善人扱いするのは、フェルマーの最終定理よりムズいだろ。 ――これは、『性格最悪の俺が、ハンパなカスどもを陰湿にイジメる物語』だが、 ――『絶対に王にはなりたくない性格最悪の俺』と、そんな俺を『聖人』だと誤解して王にしようとするバカ共との、『終わらない血みどろの闘争』を描いた物語でもある。