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作者:杜野秋人/作品情報/Nコード:N9178HO
完結済 (全24エピソード) |
【累計130万PV突破】
【第2回新人発掘コンテスト最終選考選出】
【第3回一二三書房WEB小説大賞一次選考通過】
「このような事件が明るみになった以上は私の婚約者のままにしておくことはできぬ!そなたと私の婚約は破棄される!」
ルテティア国立学園の卒業パーティーで、婚約者である第二王子シャルルから唐突に飛び出したその一言で、公爵家令嬢ブランディーヌは一気に窮地に立たされる。学園で下級生に対する陰湿ないじめが繰り返され、その首謀者がブランディーヌだというのだ。
だが彼女には身に覚えがない。
シャルルの隣にはいじめられているとされる下級生の男爵家令嬢の姿が。その令嬢が、ブランディーヌと目が合った瞬間、確かに勝ち誇った笑みを浮かべたのが分かった。
ブランディーヌは敗けを認めるしかない。
だが、彼女は次のシャルルの言葉にさらなる衝撃を受けることになる。
「そして私の婚約は、新たにこのコリンヌと結ぶことになる!」
正式な場でもなく、父王の承諾さえも得ていないであろう段階で、独断で勝手なことを言い出すシャルル。本当に男爵家の、下位貴族の娘に王子妃が務まると思っているのか。
これでもブランディーヌは彼の婚約者として10年費やしてきた。その彼の信頼を得られなかったのならば甘んじて婚約破棄も受け入れよう。
だがシャルルの王子としての立場は守らねばならない。男爵家の娘が立派に務めを果たせるならばいいが、もしも果たせなければ、回り回って婚約者の地位を守れなかったブランディーヌの責任さえも問われかねないのだ。
だから彼女はコリンヌに問うた。
「貴女、王子妃となる覚悟はお有りなのよね?
では、一度お試しで受けてみられますか?“王子妃教育”を」
そしてコリンヌは、なぜそう問われたのか、その真意を思い知ることになる⸺!
◆拙作『熊男爵の押しかけ幼妻』と同じ国の同じ時代の物語です。直接の繋がりはありませんが登場人物の一部が被ります。
◆4/22、完結。
有り難くも続編の要望を頂きまして書いてみました。予定の倍以上の全14話。5/16、ようやく完結です!
◆この話はアルファポリスでも投稿しています。あちらも6/2に続編含めて完結しました。
◆4/26、日間[異世界恋愛]ランキング1位!同[総合]ランキング1位!ブックマーク初の1000件超え!ありがとうございます!
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: BK小説大賞 ハッピーエンド OVL大賞10 アリウステラ西方世界 魔法ではなく魔術 婚約破棄 冤罪 王子妃教育 王子妃はつらいよ 王子もつらいよ 身の程は弁えよう 最後はだだ甘 ガリオン王国 ネトコン13感想 最終更新日:2022/05/19 21:00 読了時間:約224分(111,820文字) 週別ユニークユーザ: 190人 レビュー数: 1件 総合ポイント: 27,712 pt ブックマーク: 2,902件 評価人数: 2,553 人 評価ポイント: 21,908 pt |
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