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作者:オジカヅキ・オボロ/作品情報/Nコード:N3615KS
完結済 (全50エピソード) |
倭国で大学二年生の瀧(ロウ)は、陰陽師家生まれ。ただし狐の式神を使えるだけ、陰陽師適正のないただのヒト。
ゴールデンウィークに大学の『オカルト研究同好会』4人で向かった某所某山で、怪異に襲われた4人を絶世の美形である黎梓玥(レイ・ズーユェ)が救う。
梓玥の雰囲気や、人間の上位存在である神族の者たちが傅く様子を見、彼は神族トップの竜神族ではないかと予想を立て、震える。
「……なあ。俺たちはもしかして、怪異よりめちゃくちゃにヤバい体験をしているんじゃないか……?」
「倭国神族二位の熊神と犬神と鳥神と狐神が傅く相手っていったら、それより高位ってことだろ……」
「まあ、竜神か……それより上ってことになりますよね……」
「それより上って……」
「マジの天津神じゃねえか……嫌だぞおれは……竜神でも嫌だ……」
西山が頭を抱える。全員が嫌に決まっているから溜息しか出ない。
そうして、梓玥に救われて二週間ほどが経ったある日、彼がオカ研に入会希望だと言って大学に編入してきた。
「この大学に入学した」
「え」
「二年への編入だ」
「それにともない、君たちの同好会に入会したい」
「えっ?!」
「君たちは怪異や妖魔鬼怪に興味がある。私はそれらに対して有効で安全な手段。――どうだろうか」
この青年が、まさか自分をオカ研に『有効で安全な手段』として売り込んでくるとは思わなかった。
梓玥の思惑、オカ研にとっての利点、他の神族の狙い、知られざる瀧の誕生秘話が、瀧の人生を大きく変えていく。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: ボーイズラブ パッシュ大賞 年の差 集英社小説大賞6 ネトコン13感想 竜×狐 受けだけ転生 オカルト風味 現代和風+中華神話 一途 スパダリ 最終更新日:2025/07/20 15:56 読了時間:約173分(86,137文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 6 pt |
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