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作者:加昇ヨシユキ/作品情報/Nコード:N1404ID
連載中 (全10エピソード) |
東京生まれ東京育ちの結衣は、snowmanが大好きな女の子。ある日、大学病院に勤務する父・崇から、snowmanの追っかけ公認の条件に、鹿児島県の西方にある輝石島に独り暮らす祖母たえ子を東京に連れてくるよう命じられる。
輝石島が大嫌いな結衣だったが、島での大恋愛や、島民との触れ合いを通じて、大人の女性に成長し、輝石島になくてはならない人間になっていく。そして、島風を一身に受けながら呟く。「島風が好きになるなんてね…」
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 悲恋 古典恋愛 私小説 甑島 ドクターコトー診療所 ドラマ snowman 感動 加昇ヨシユキ 泣ける 離島医療 大恋愛 最終更新日:2025/01/31 12:59 読了時間:約11分(5,430文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:齋藤 一明/作品情報/Nコード:N3349DE
連載中 (全9エピソード) |
俺の名は松永(まつなが)勘太(かんた)、区役所の地域化に勤めている。俺には仲の良い幼馴染がいて、今年は皆で小旅行に出た。一人は前田琴音(ことね)、俺のパートナーだ。あと二人は遠山源太と、加藤 雅(みやび)で、この二人もパートナーだ。
初日は鹿児島に泊まり、翌日は串木野に泊まった。そして、甑島(こしきじま)でのバカンスが始まった。
一日目の夜のことだ。一日中泳いだ疲れが出て、夕食を終えた俺たちはそれぞれの部屋に引き上げた。とはいってもまだ十分に若い俺たちは、満天の星に見守られながら絡み合った。満足感と倦怠感に包まれて、俺たちは真っ暗な海を眺めていた。激しい地震が襲ったのはその直後だった。揺れの収まるのを待って身支度を整えた俺は、隣の源太の無事を確かめ、身支度を整えるよう言いつけたのだが、琴音の悲鳴で部屋へ戻った。すると、暗黒の海原に白い線が横いっぱいに延びていて、それが俺たちに向かって押し寄せてきた。
ところが、津波が岸を噛もうとした瞬間に異変がおこった。すべての出来事が逆転しているのだ。映像も、行動も、音声さえも。
俺は、そうして二ヶ月という時を遡ったのだ。
一番に味方になってくれたのは琴音だった。そして、俺が予言した事件をきっかけに源太と雅も味方になった。また、その縁で事情を調べに着た木下が味方になり、彼の説得で危機管理室が動き出した。というのも、俺が巨大地震と津波を予言したからだ。発生時刻も、およその震源域もズバリと示していたからだ。そうさせるに足る実績は、夢で見たことが次々に現実となっていることで十分だった。
国の機関に組み込まれた俺たちは、一人でも犠牲者を出さないよう奔走を始める。が、世間は俺たちの声に耳をかそうとしない。ジレンマを感じながらできるだけの措置を講じ、やがて運命の日を目前にする。
夢でみたとおりに物事が進み、そして決定的な場面に遭遇する。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 震災復興支援 3.11 スマイルジャパン 2016 夢 夢が現実に 夢の果て 大災害 内閣府危機管理室 減災の取り組み 最終更新日:2016/09/18 16:15 読了時間:約166分(82,763文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 78 pt ブックマーク: 13件 評価人数: 6 人 評価ポイント: 52 pt |
作者:齋藤 一明/作品情報/Nコード:N9700CK
完結済 (全3エピソード) |
歯科医の遠山源太、銀行員の加藤 雅、看護師の前田琴音、そして地方公務員の松永勘太(おれ)
この四人は、幼馴染であり、カップルなのだ。
俺たちは、短い夏の休暇を鹿児島県の甑島ですごしていた。
真っ赤に焼けたことをものともせず、一戦まじえてベッドで海を眺めていた俺と琴音は、肝を潰すような地震にみまわれた。
慌てて身支度を整えると、はるかな海原に一本の白線がうかび、ぐんぐん岸に近づいてくるのを為すすべなく眺めていた。
しかし、まさに津波が岸にうちつける寸前に、光景が逆転を始めた。
映像も音声も逆に回り始めたのだ。
排水口から湧き上がる水が、からだを伝ってシャワーヘッドに吸い込まれ、モグモグ動かす口から刺身をとりだしたかとおもうと、きれいに盛り付けを始める。海面に広がっていた波紋が一点に集まると同時にしぶきも集まってきて、そこから俺は岩の上に飛び上がった。それも足からだ。
船に乗れば、真っ白なウェーキを集めるように船はすごい速度で後退した。
そうやって過去へ、過去へと映像は遡っていき、琴音の声で我に帰った。
妙な夢をみていたようだ。
ところが、現実の生活が始まると、夢でみたことをなぞっている。
夢でみた出来事を一覧表にした俺と琴音は、現実が夢のとおりに進んでいることを知る。
残された時間は二ヶ月。一介の小市民である俺は、いったいどうすれば良いのだろうか。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 夢 幼馴染 未来予知 地震 津波 危機回避 最終更新日:2015/03/05 14:47 読了時間:約75分(37,332文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 139 pt ブックマーク: 11件 評価人数: 13 人 評価ポイント: 117 pt |
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