万城一空は、ある日事故にて死んでしまう。 次に目を覚ますと、閻魔を名乗る人物から死んだと宣言される。 だが、一空は死を受け入れらず生き返らせてくれと懇願する。 すると閻魔が、面白がり生き返るために「一年以内で世界征服をしろ」と無謀な条件を提示すると、一空も同意し契約を交わすのだった。 その後、閻魔の助言で学園へ向かうと、そこで出会った人物がこの世界の常識では考えられない発言をする。 「7年前の戦争を止めた【神の名を継ぐ者】達こそが、戦争を起こした犯人だ」 一空は、その言葉の真意を確かめる為、「ストラップ魔法」と呼ばれる魔法の力を凝縮したストラップとすることで、現代に適応させた物を使い世界征服の一歩を踏み出す決意をする。 しかし、ストラップ魔法には代償が伴う代物であった。 一空のストラップ魔法は、3回イメージした物を出現させる力があり、その代償は3回の使用回数が減るごとに体が重くなるものだった。 更に、一空自身にも知らない秘められた力があった。 それは7年前の戦争時に人の手で造られた禁断たる4つの力の1つ〈野性〉と呼ばれる力だった。 その力が目覚めたことで、運命の大きな歯車が動き始める。 一空の壮絶な一年物語が今幕を開ける。 ※この作品は他サイトへの投稿もしています