漫画家志望の大学生”陽奈山 蒼馬”は苦悩していた。 「いい漫画が描けない！」 　そんな悩みに苦悩する中、街中で出会った少女から謎の白い箱を貰う。 　それから彼の日常は急変、魔物や怪物に襲われたり、異世界の勇者や魔法少女が出てきたり！ 　どうなってんだよこれ！ 【con】シリーズ三部作のひとつ目。 　なろうとカクヨムで同時連載。 　初投稿なのでお手柔らかに……

帝国自由自治都市ゼントファーレンの地下には、古代にドワーフが造った地下迷宮があるという伝説がつたわっている。 継母毒殺未遂の冤罪をかけられて逃亡中だったフォン・ヴェルン男爵家の姫君アマーリエは、警備を固められてしまったゼントファーレンから脱出するとき、伝説の《地下迷宮》の一部かもしれない秘密の地下道を通った。 案内してくれたのは、ゼントファーレン在住の肖像画家で、若いころは冒険者稼業で地図作りに携わっていたアーデルハイトという女性だ。地下道への入り口のある倉庫には鍵がかかっていたため、アーデルハイトの九歳の息子ヨーゼフが小窓から入って鍵をあけてくれた。 その後、アマーリエは地方法院への上告を成功させ、冤罪を晴らして父の城へと戻った。 一か月後、その城に、ゼントファーレン在住の顔なじみの女傭兵隊長フレデリカが駆けつけてくる。 ゼントファーレンで謎の奇病が流行っているというのだ。 「フォン・ヴェルンの姫君、あんたの冤罪事件に連座した連中がのきなみ捕縛されているから、今のゼントファーレンに教育レベルの高い治癒者は殆どいないんだ。どうか助けてくれ」 前作『等級《三》の凡才治癒姫、冤罪を晴らして独り立ちをめざす』の続きですが、これ単独でも読めると思います。 今回はかなりファンタジー要素を重視してみました。

高科雅姫（たかしなまさき）36歳、結婚十三年、子供あり。 こじんまりとした家で暮らす普通の主婦、だった。ささやかでも順調だった生活は、夫の失職で変わりつつある。 毎月の出費、家事、子育て…。わたしは日々、ため息が増えていく。 真面目で優しかった夫の変化も悩ましい。モヤモヤもたまる。口論も増えた。夫の仕事はもう一年決まらない…。 パートしつつ思う。 「お金がほしい」 切実に思う。 そんなとき思い出す。昔の同人活動のことだ。 「描いてみようか、またマンガを」 「それで少しでもお金になるかもしれない」 せっぱつまった状況のためだった。でも、あの頃の楽しさを思い出してしまう。もう好きだけで描けない。わかってる。 込み上げるような感情を糧に、薄い同人誌を一冊作った。それが売れ、次も描こうと決意する。 「これでお金を作ろう」 夫の非難の目はあるが、気持ちは固い。同人を再会したことで過去の仲間ともつながれた。合同誌も作り、売り上げは好評だ。 その中には親友でかつての相棒の有名漫画家の千晶もいる。 売れっ子同人時代の知人で、大手出版社の沖田さんとも再会した。出世して男前になったが相変わらず口うるさい。 前向きに活動するが資金も必要だ。売れても、次本を刷るお金が足りない。 そこで、わたしは軽い風俗の仕事を始めることになって…。 マイペースなヒロインがあれこれぶつかりながら頑張る、じれじれ恋愛物語です。 ※恋愛要素までが長めです。 ※暴力（出血）シーンがあります。 ※不倫描写もあります。 苦手な方はご自衛下さいませ。

さとうけんじ この平凡な名前の東洋人は、とある王国の騎士団で長年エリート書記官を務めるエリートである。 猛獣ばかりの騎士達を陰ながらささえ、２０歳から１８年…彼は３８歳と酸いも甘いも噛み分ける大人の男となっていた。 周りがどんどん結婚し、しあわせな家庭を築く中、ケンジは未だに独身街道を進んでいる。 お見合い紹介所に登録しても、ビジョは皆がケンジの肩書や年収ばかり見て人となりは見ない。 そんな中、上司である騎士団長の肖像画を描くために、宮廷お抱え画家の以来が舞い込む。 そこで待っていた、ケンジの運命の相手とは…−ーー？！

鴻上彰人にはひとつ年下の幼馴染である玖渚美月がいる。彼女は過去のトラウマで引きこもりがちな生活を送っていた。 彼女が以前のような生活を送れて、笑顔を誰にでもどこにいてもみせられるようにと願いながら日々を過ごす。

霊感のない漫画家である私はある日、S出版の編集者・K林からとんでもないことを言われました。 「十凪先生、霊能者を目指してみませんか？」 そして霊能者の協会を紹介され、霊能者を目指すことになり、心霊業界のえげつない裏や嘘、そしてごくわずかに存在する「本物」の存在を知ることになりました。 今までのオカルト漫画家人生における取材体験の集大成です。 名前を色々と伏せてますし時系列も変えたりしてぼかしていますが、起きた事はマジです。

あなたが毎日、当たり前のように読んでいる漫画のページ。 そのコマ割り、効果音、週刊連載という文化に、知られざる物語が眠っていることを、知っていますか？ これは、手塚治虫や鳥山明といった歴史の英雄（神様）ではない、現代の漫画文化を創り上げた**「名もなき開拓者たち」**の物語です。 漫画に「週刊」という地獄のリズムを刻んだ編集長。 少女たちの「好き」をキラキラの瞳で表現した女性漫画家。 「ゴゴゴゴゴ」という描き文字だけで圧を表現した職人。 たった32のサークルでコミケを始めた若者たち。 彼ら、彼女らのささやかな、しかし偉大な「ペン跡」を辿る、連連作短編集（オムニバス形式）の歴史冒険譚。 物語を読み終えた時、あなたの見慣れた漫画のページが、先人たちの情熱の結晶として、色鮮やかに見えてくるはずです。 漫画の専門知識は一切不要。 創作の裏側を愛するすべての人に贈る、人間ドラマをお楽しみください。

週刊少年誌で連載を抱えて無事に終わった主人公の漫画家、芥屋 夢見。 次の作品のためにネタ探しをするためにゲームを始めることにしたのだが、彼女は異様な強さがありネットで徐々に話題になっていくように……。 だが本人はそのネットの評価を知らないようで……？

【異変１】虚言の堕天使 ■■■■へ お姉ちゃんはシスコンすぎて怨霊になっちゃったみたいです。 一部:日常編〜虚構 小さな星の平和な国ドリームランド。ある日、そこで魔物が暴れだすようになった。主人公・パチーカは魔物を倒していく。そしてそして、それとほぼ同時にやって来た謎の少女(？)と、異変を起こした張本人である覇王の過去に迫っていく。 二部:怨霊少女!!屍ちゃんの憂鬱〜即堕ち魔法少女は旅をする〜 「妹が心配すぎて成仏できない!!」 とあるシスコン魔術師が、自分達の仇と最愛の妹探してクエストや潜入を繰り返しながら回歴する。親ガチャは当たりだったのに先祖ガチャに大失敗したらしく呪われた一族で々葬送されたけど、固有魔術でなんとか…。そしてついに妹を見つけたと思ったら、闇落ちしてんじゃん私こと気づかんじゃん。もうお姉ちゃん泣くよぉ。ということで魔王城に潜入中。 三部:憎悪と執念の為の復讐劇〜虚言の堕天使 ミカエルの復讐〜 シスコン魔術師がついに自分達の仇を取る!!絶許… アイツは最後までシスコンだった…by表向き主人公 【異変２】水砕画の付喪 「ごめん、マジルテが幼児化しちゃった…」 シスコン魔術師の妹の方がイタズラのために幼児化の薬作ってたら、丁度覗きに来たシスコンに驚いて薬が自分にかかっちゃったらしい。今絵画の魔女が攻めてきてるんだが大丈夫か？ 「ただの‘偽物’なのにね」 名もなき絵画は現実世界に復讐を誓った。生き別れた付喪神の姉妹と遠い昔にいた画家のお話。 —ようこそ、ドロテアの世界へ 【異変3】永遠なる理想郷 なくなった家宝を(ご褒美のケーキの為に)追う！そしたらいつの間にか、ドリームランド星誕の謎に迫っていた。 【異変4】華狂風月の夢泡沫 美にのまれすれ違った友達の物語 【異変5】暗月の星 とうとう現れた暗黒物質。打ち返せ(物理的に) 【異変6】忘失の少女の形見 「「絶対怪しい」」 ある日やって来た謎の秘書。その正体の裏に隠された事実とは。 【異変7】残桜と黒揚羽蝶 世界に見捨てられた者の円舞曲を、どうぞご覧あれ 残念だったね、孤独な春風 【異変8】無と終焉 とあるヤベー宗教団体所属の魔道士により、古代に封印されたはずの破壊神が復活してしまった。 『きみをみていると、ずっとむかしからおともだちだったきがするよ』

チートの時代は終わった──転生前に己を鍛えよ。 東郷雅臣、二十二歳。魂を宿す絵を描く若き画家は、異界の侵略で命を落とす。 死の先で出会った宇宙の創造主・アステリュア＝コスモは、“十柱の武神”と“知の管理者”を遣わし、三年の修行を課した。 この修行に雅臣は英雄になる夢を語り、地球と異世界、二つの世界の救済を宣言。更に追加提案をする。 九種の武器術、絵に命を宿す召喚術《画竜点睛（アーツクリエイト）》──限界を超える試練と引き換えに手にした力を胸に、雅臣は異世界〈エリュトリオン〉へと降り立つ。 そこは数百の勇者を返り討ちにしてきた邪神の支配地。召喚術は封じられ、使えるのは雅臣だけ。 仲間と共に、神々の“想い”と絵筆を武器に、絶望の世界を描き変えていく。 地球と異世界──二つの世界の運命を背負い、クロスオーバー型の壮大な戦いがいま幕を開ける。 世界初の形式「準備型転生」による、新たな絵と魂の創世戦記──銀河流ライト文芸、ここに始動。 ※準備型転生の構造を描くため、序章24話構成になっております。 準備型転生の原型は過去に存在していましたが、明確な提唱・定義・分類したのは銀河革変です。

　ある日、絵画の展示会の会場で、高校生の私は一枚の絵を見つけた。その絵は私の魂をつかんだ。 　そして、その会場で、私はその絵の作者である、同じ歳の少女、森秋と出会った。 　長編小説　第十二作目　短編集　２０２４年作

「人間の本質は悪だ」 腹黒い鬱憤をそのまま書き連ねたポエムリスト的なもの。 ※閲覧注意　気分が悪くなります。

　これは昔々、私が漫画家を目指していた頃描きかけた短編を元に文字に書き起こしたものです。途中までペン入れまでしてたんですが、もはやあの頃の画力で続きは描けません。 　ただ、あの頃産み出したキャラクター達のストーリーを考えるとやはり物語として残したくて。 　その後も日常の合間でちまちまと文字で残していました。 　今ではだいぶ昼ドラ風味になってしまいましたが、元々の短編（23話）はヒロイック風でした。ラブ要素は原稿ではきっちり書いていましたが、ここでは暗転落ちに留めておきます（笑） 　ずっと心に温めて日の目を見なかったお話を書き切り、ネットという形で世に送り出せたのは感無量の一言です。 　私が死んでも、物語は生き続け、誰かの心に届くという資格を手に入れることができました。 　これは、本編を書ききらなければできなかった事です。 　元々文章書きではないので拙い文章ではありますが、せっかく書いたものなので寿命が尽きる前にこっそりと投稿。 　漫画の下書きがベースのため、三人称複数視点の表現もかなりありますがご容赦ください 　 　昼ドラ風味、戦闘描写ありなので、R１５推奨です。苦手な方はご注意下さい。 　

近未来SF＋現代ファンタジーです。 最終的には長編になります。 （あらすじ） 2080年代。 タチバナ研究所が実現したGATEと呼ばれる別次元との接続技術は世界を変えた。 そんな世の中にあって、この街だけで進行している謎の病"白痴化" 気力を失い、記憶、感情、意識を奪われていく不治の病である。 白痴化に侵された画家 坂崎が助けた子猫「ミューキー」は、猫にはあり得ない特徴を持っていた。 ベビーカーに一緒に乗せられていた美雪との関係はいったい？ タチバナ研究所で秘書を務めるエリカとは何者なのか。 [ 公開エピソードが増えるに従って追記します ] （ 世界観 ） 2080年代の日本。 都心にほど近い、とある地方都市。 （登場人物） 坂崎 翔画：画家、白痴化の発症者 美雪：橘所長の1人娘。重度の障害を持つ ミューキー：白い子猫 エリカ利根川：？ 橘所長：？

――拝啓、楽園にいたる無知なる私へ ――遠い昔、愚かな私は泣いていた 田舎の村に住むごく普通の猫耳族の女の子、杏奈。 義理の弟で魔族の皐月、亡くなった両親の友人のチィランおじさんと、楽しく幸せに過ごしていた。 しかし、ある日、その幸せは終わりを迎える。 狩りの途中でモンスターに襲われていた所を助けてくれたのは、謎の少年アキラだった。 アキラにイヴと呼ばれる杏奈。 アキラを怪しく思うものの、助けられたために受け入れることに？ 村に帰った杏奈は悲惨な光景を目にすることとなる。 自分は本当は何者で、何を成すべきなのか、そんな事は考えずに、杏奈は世界に飛び出す。 世界で杏奈を待つのは、素敵な仲間たちと、悪意を持ってるんだか持ってないんだかな敵と、種族間の溝だった……！ 章ごとに、主人公と視点が変わります。どの章から読んでも大丈夫なような構成になるかもです。 拙作のキャット・トリップ・ワールドとストーリーは似ていますが、違うストーリーで展開します。 前作、イマジン準備号のパラレルワールドの位置づけです。イマジン準備号は読んでなくても読めます。 アルファポリス、カクヨムでも連載中。 ※キャッチコピー作成――漫画家・矢木直樹様

　ネットの漫画サイトで、無料分を読んだ後、色々と考えさせられる事が、ここ最近特に多い。 レビューコメントは、必ず見る。特にネタバレは、購入の決め手となるからだ。 故に、レビューコメントは、有難いものだと心底思う。 ☆１のレビューコメントに、いいねをポチッと押したくなる漫画が、どんどん増えている。 編集側の売る基準が、良く分からない。おススメを読む度、そう思う。 カクヨムで未投稿にしたので、小説家になろうからも削除しようか悩んだのですが、投稿したままで、『ガラスの仮面』を読んで分かった事に、第三話を追加、文章の修正をした作品です。

王太子派と第二王子派が静かに権威争いをしているこの国に、中立派の貴族の娘として生まれた主人公。 九歳の時に決まった政略結婚。その相手は第二王子派のカシュア・ガイサードだった。 当時十歳だった彼は感情のない顔で主人公を拒絶しそのショックからか悪夢を見た少女は、この世界が恋愛ホラー小説の世界であると知る。 そして自分が本編始まる前に死ぬ、セリフもない、モブどころか設定背景であることに気づき、未来を変えるためとある選択をする。

空が雲に覆われた世界を旅する、画家の少女ヒカリエ。彼女は亡き母が描いた空の絵に憧れ、本物の空をその目で見ることを夢見ていた。 旅の途中で立ち寄った北の鉱山村で、彼女は快活で心優しい小道具屋の店主・フェザンと、彼を慕う役人・リバレインに出会い、彼らに惹かれていく。 しかし、彼女が形見として持つ絵筆が、この村に眠った過去と使命を呼び覚ましてしまうとは、知る由もなかった。

『薔薇姫』と呼ばれる天才画家エマは、どうしても理想の“赤”をキャンバスに描けず、日々迷い続けていた。 深く濃く、鮮烈で――血のような赤。 その“赤”を求め、画材屋を巡り、異国の地まで旅した彼女が出会ったのは、感情を持たない殺し屋――アギト。 返り血に染まる彼の瞳と肌は、まさにエマが探し求めた赤そのものだった。 殺し屋のアギトと画家のエマ。 異なる世界に生きる二人の出会いが、やがて誰も見たことのない色彩の物語を紡ぎ始める。 ――これは、血と情熱と美が交錯する、二人だけの“赤”をめぐる物語。

漫画を描いてきた僕が、ひょんなことから女風セラピストを経験することになったことがあります。 男とは何か、女とは何か。 知るよしもなかった女性たちの悩み、そして僕自身の学び。 これは、その学びや気づきをみんなに共有したいという思いから生まれた、 “本づくりの過程を記す日記”のような文章です。 あなたは、性を真剣に学んだことはありますか？