どこにでもいる平凡な高校生・十岐河未莉はアルバイト先の喫茶店の常連客・千龍寺皐月と喋る銀色の猫に誘われ異世界の喫茶店で働くことになり！？異世界喫茶で楽しいおしゃべり、おいしい紅茶、お悩み解決に奔走する二人と一匹の物語です。 追記：7/1 まこ様（https://www.pixiv.net/users/1358358）がタテヨミマンガとしてコミカライズしてくださいました！ また、コミカライズにあたり、漫画用のシナリオ制作をお手伝いいたしました。 本編はこちらです→（https://www.pixiv.net/artworks/132157057） pixivにも同内容で投稿しております。

え、あなた達、ヒトよね？もう滅びたはずじゃ…異世界？　異世界の喫茶店ってどういうこと！？　人と人との縁を結んで、とうとう異世界とも縁を結んでしまいました。喫茶YUI-結-へようこそ！　まずは一幕お楽しみください。

ある日異世界の喫茶店に飛ばされた少年は、なし崩し的にそこのマスターをすることになるのだが、これが異世界のお客様は一筋縄ではいかないようで… 異世界では元の世界での常識は通用しないし、接客もコーヒーの味もマスターとしての威厳も、まだまだ勉強することだらけだけど、なんとか僕は今日もコーヒーミルを片手に、時に笑って、大体の日に困った顔をしながら生きています。 そんな異世界喫茶店マスターと、そこに訪れる人達の話。

[午後のニュースをお伝えします。 近年殺人事件が多発している[二宮市]で、1人の青年が行方不明になりました。警察は殺人の可能性もみており＿＿] 市立二宮学園高等学校に通う橘悠人は、誰からも好かれる学園の人気者である。 容姿端麗、文武両道。 太陽のように明るい彼が突然姿を消した為、 周りは騒然とした。 「ぁぁぁあ！！寝坊！！寝坊した！！！」 一方橘はというと、異世界の喫茶店に拾われ、[ディルク]と名乗り何食わぬ顔で魔法学校に通っていたのである。 これは、1人の青年をめぐり2つの世界が交わる物語。

紅茶で世界を救うとするお嬢様。実は異世界移住希望者です。

　とある地方都市の一角にある小さな店。「喫茶　異世界」というその店は、日本からこの世界へ迷い込んでしまった日本出身の兄妹が経営していた。行き倒れの女の子を拾って来たり、逃亡癖のある貴族だったり、日本出身者同士で対立したりと今日も喫茶店には個性的な客が集まるのだった。

　地方都市アリーナの一角にその店はあった。「居酒屋　新」というその店は、日本から来た男性が営む店である。ちょっとわがままな魔法使いや日本出身の喫茶店経営者、猫になっちゃった少女など今夜も様々なお客も訪れる。※この話は「異世界の喫茶店」の外伝です。