神社の御神木である桜の古木に吸い込まれ、異世界へと飛ばされた神木桜。 彼女は、その国の姫であるリナリアと瓜二つだったため、身代わりを演じることに。 しかし、婚約者である情熱的な王子ギルフォードは、すぐに身代わりであることに気づくが、温かく桜を受け入れる。 そして、真面目で誠実だが、心の内に強い情熱を秘めた騎士見習いのカイルとも、徐々に距離が近づいていき――。 注１）髙谷末流というＰＮだった頃の作品です。【桜咲く国の姫君】のみのタイトルで、個人出版(AmazonのKDP利用)していたものの加筆修正版となります。アルファポリスでも公開しておりましたが、現在はこちらとカクヨム、エブリスタで公開中です。 注２）シリーズの序章的作品です。三角関係の行方は、続編の『ギルフォードルート』と『カイルルート』で描かれます(ギルフォードルートのみ完結済)ので、その点をご理解の上お読みください。 ※2022.08.19. 全話公開完了しました。 ※2023.09.27.サブタイトルはそのままに、タイトルを【桜舞う国の訳あり身代わり姫】から、元の【桜咲く国の姫君】に戻しました。