旅の少女サブリナは、ある村で竜人の青年と出会う。 竜神として祀られ自由を奪われた青年に、かつての自分の姿を重ねたサブリナは、青年を村から連れ出した。 彼の正体は、竜人族の王子だった。 世間知らずな王子を竜人の国に送り届ける旅になるが、どうやら彼はサブリナを気に入ったらしく…。 自由を愛するサブリナは、恋愛や国に縛られず、自由を謳歌できるのか。 ほのぼの旅系、異世界異種族恋愛譚。 ※第一幕完結のため、最初から順に推敲します。

ある月夜に二人は出会う。 日本で暮らすごくごく普通の家庭の少女、湖上有栖。彼女はなぜだか異世界の王に気に入られる。狼にも似た、どこか不器用な青年に。 　目を覚ませば異世界。そこで己以外人ならざる者たちに囲まれて、少女はどう生きていくのか。 少しシリアス、ほんの少しのバトル要素な異世界で異種族恋愛物語。

夢を追う人間と、時代に取り残されたドラゴンは、現代日本で絆を結べるのか？ アメリカ人の父と日本人の母を持つヨシヒロ・マーロウは、厳格な父の支配から逃れ、俳優になるという夢を叶えるために日本へとやってきた。それから一年以上が経ち、99回のオーディションに落ち続けた彼は、自分の夢がただの幻想だったのではないかと悩み始める。 そんな時、彼の人生は一変する。ある日突然、彼の前に現れたのは、数千年もの間封印されていた最強のドラゴンにして女神――ティアマト。自信に満ち溢れ、圧倒的な力を持ちながらも、現代の常識にはまるで無知な存在だった。 夢を諦めかけていたヨシヒロは、自分の道を模索しながら、ティアマトに現代日本のあれこれを教える羽目に。果たしてこの奇妙な同居生活は、彼に希望をもたらすのか？そして、ティアマトはアニメや便利すぎる現代文明の誘惑に打ち勝てるのか――それとも、史上初のドラゴンNEETになってしまうのか！？ 神話と日常が交差する、ちょっと不思議でかなりドタバタなスローライフ系ラブコメ、ここに開幕！ 更新スケジュール： 毎週 月曜日18時、 水曜日18時、 土曜日21時 に新しいエピソードを投稿予定です！ どうぞお楽しみに！

ゲーム大好きオタク女子な藍山晶子は、普段はごく平凡な会社員として暮らしている。 ある日、仕事終わりにやり込み尽くした大好きな作品のリメイクを手に入れて上機嫌な晶子は、帰り道の交差点でゲームのマスコットモンスターを見つけ……気が付けばゲームの世界に!? これは夢!?　でもこの世界、知らない場面や話が一杯で……?? ゲームと似て非なる異世界で人々をハッピーエンドに導くため、女神の加護を受けて最強主人公になった晶子が東西南北を駆け回る! 「鬱シナリオ?　悲しきすれ違い?　哀れな敵キャラ?　うるせー!!　シリアスなんてするんじゃねぇ!!　みんなまとめて幸せにしてやらぁ!!!!」 ＊ 9月5日の新章再開から、【２週ごとの金曜日の投稿】に変更となりました ＊

アリアドネ・ワイズは七歳の時に悪魔に家族を殺され、訓練を経てエクソシストとなった。 彼女には不思議な夢見の能力があり、夢でとある人から教えられた内容がすべて現実化していた。 ある日教会から悪魔の討伐命令が下されるのだが、アリアドネが夢で教えられたのは現場に向かったエクソシストが全員死ぬということだった。弱い悪魔のはずだと疑いながら向かった先で現れたのは──。

私はミア・マクシオンとして大予言者ミアの予言の日時に生まれた。この日時に生まれた子供は「運命の王」となるらしい。 私には前世の記憶があり前世では日本で暮らしていて２６歳で車に轢かれて他界。 転生先は異世界。この異世界の大陸には人間以外にもいろんな種族が住んでいた。竜族、獣人族、魔族、翼人族、海龍族、妖族、人間族の七種族。 大商人の娘として私は育ったが子供の時に自分が「透明人間」になれる能力があることに気付く。 私は亡き父の後を継ぎ商人になり国々を回ることになったが行く先々の国で陰謀に巻き込まれていく。私は「透明人間」のスキルを使って「シャナール（スパイ）」として活躍する。 それと同時に私はそれぞれの国で知り合った魅力的でありながら一癖も二癖もある七人の男性たちと恋に落ちる。 七人の男性の中から一人を選べずまだ少女だった私は彼らの求婚に「成人になったら結婚のことを考えます」と答えた。そして成人を迎えた私のもとにその七人の男性たちから求婚の手紙が届く。 え？あの時にまだ少女だった私に求婚したことは本気だったの！？ 私に一人を選ぶことはできるかしら？私は深い溜息をつく。

人間と獣人が存在する世界。 人間の世では獣人とは野蛮で残虐非道な生き物として忌み嫌われていた。 アシュリング帝国の令嬢である16歳のエイルリスは家族との距離感や魔力の少なさに多少の悩みやコンプレックスを抱えつつもごく一般的な少女であった。 日々お友達のお茶会を行き来し、時には舞台を楽しみ、好きなドレスに身を包む。そんなごく普通の令嬢。いつかは家格に似合った男性と結婚をしこの先もずっと平穏な人生を送って行くのだろうと思っていた。 ある日の夜、舞台を堪能し馬車で帰宅途中に転落事故を起こしてしまう。その事故をきっかけにエイルリスの人生は大きく変わっていく……。

愛を忘れた森で、愛を求める青年が出会ったのは、恋を知らないエルフの少女だった――。 花を愛し、誰かの心を癒す魔法を持つ冒険者・健司は、「愛が消えたエルフの森」に足を踏み入れる。そこに暮らすのは、人間を憎み、誰の心にも触れようとしないエルフたち。 氷を操るエルフ・ルゼリア、心に深い傷を抱えた水を操るエルフ・セリーヌ――彼女たちは、かつて愛を信じ、そして裏切られた存在。 健司はそんな彼女たちに寄り添いながら、少しずつ愛を届けていく。 触れることで心を溶かす魔法は、彼女たちの過去に触れ、忘れかけていた「恋の感情」を呼び覚ましていく。 これは、孤独なエルフの世界に咲き始めた、一輪の恋の花の物語。 優しさと切なさが交差する、癒しと恋の異世界ファンタジー。

勇者に一目惚れした魔王、最強のクセに――優しくて、甘い。 　*** 　幼い頃から【人類の希望・勇者】として育てられた少女・ミトス。 最終的なその役目は、魔王討伐などではなかった。 「魔族との平和協定のため、花嫁として魔王へ差し出すこと」 　死を覚悟し、たどり着いた魔王城で待っていたのは―― 「私は君に、一目惚れをした」 そう言って照れたのは、魔王・ウィル。 威厳と力を併せ持ち、魔王なのにやたらと優しい。 さらに、元・本命魔王で最強の兄・ソリン、 褐色美女の魔族ミリア、世話焼きオーク・ガァトにナイスミドル執事のクルシュ……などなど、クセが強すぎる魔族家族たちに囲まれ、ミトスは人生初の【幸せ】を知る。 けれど、過去は彼女を放してくれない。 人間たちが【勇者】を利用するために動き出す―― 「私が守る。君は私の妻なのだから」 溺愛に癒し、シリアスから笑いにざまぁも詰まった、異種族スローライフ×恋愛ファンタジー、始めます！ ※ 暴力表現の含まれる回があります。 この話は、他サイトでも公開しています。 ※ 【更新について】 既に完結済みのものを、 ・投稿初日は5話+1話 ・翌日からは平日1話、土日1話 ・9月は火木土1話 ・10月以降は水曜1話 の更新予定で、ブラッシュアップしながら最終回まで進めていきます。

世界は邪悪な魔王率いる魔族によって支配されていた。 そんな魔族達に立ち向かうべく立ち上がった勇敢なる五人の若者達、ひと呼んで『勇者パーティー』 魔族と勇者パーティーとの戦いは両者熾烈を極めていた。 そんな時だった、魔王軍四天王補佐の女と勇者パーティーの重戦士が出会い禁断の恋に落ちてしまい、二人はお互いの組織には秘密に交際することになったのだった…。

異世界に召喚されたカズマだったが、ステータス鑑定で「スキルなし」と判定され、王国にとって用済みの存在として処刑されそうになる。しかし咄嗟に発動した転移魔法で王国から脱出し、エルフの森で保護される。 実はカズマの力は古代魔法、現在のステータスシステムに表示されない失われた魔法体系だった。エルフの少女リーフィアと共に旅をしながら、各地に散らばる古代魔導書を探し、精霊たちと契約を結んでいくカズマ。 一方、王国では残る三人の召喚者が「選ばれし勇者」として崇められ、人間至上主義の名の下に異種族への迫害を正当化していく。特にミツルは冷静で強力な力を持ちながら、歪んだ正義感に支配されている。ナギサとリュウヤは単純に殺戮を楽しむ狂気じみた戦闘狂と化していた。 魔族、獣人族、エルフ族、それぞれが人間に対し複雑な感情を抱く中、カズマは精霊女王ミュリエルの導きで、異種族との共存への第一歩を踏み出す。 だが王国の侵攻は激化し、カズマの仲間たちも危険に晒される。古代魔法を駆使し、リーフィアや精霊たちと共に戦うカズマ。果たして真の正義とは何か。そして種族を超えた共存は可能なのか。 召喚者同士の対立が激化する中、カズマは自らの信念を貫き通せるのか。

　魔物に関する依頼を受ける請負人（コート）のリーは、「龍の愛子」という龍にとっては特別な存在であることから、龍絡みの依頼を任されている。 　本部に戻ってきたところ、龍からの依頼が舞い込んでいて……。 　完璧な存在などいないをモットーに綴る、残念なキャラクターたちがそれぞれ頑張るお話です。 　レストア大陸シリーズ第五弾、最古の龍にまつわる話となります。 　冒頭に呆れる長さの人物紹介と用語解説付き。

祓い屋の長女、高浜水喜（たかはまみずき）には祓い屋としての力がない。 そのため、両親からは罵詈雑言を浴びせられていた。 だが、水喜は全く気にしない。 水喜の目には、祓い屋としての力を強く持っている妹、高浜水奈しか映っていたいから。 水奈は心優しい少女。 自身の力に驕らず、日々勉学などは怠らない。 力のない水喜にも普通に声をかけ、笑顔を向ける。 そんな妹を守るべく、水喜は筋トレをはじめ、ゴリラ並みの力を手に入れる事を決意した。 そんな中、急にあやかし一族を束ねる長、鬼である羅刹（らせつ）から縁談が舞い込んだ。 鬼は人を食料として食べてしまうという噂が流れている。 両親は、そんな鬼に水喜を追い出す形で送り込んだ。 絶対に死ぬわけにはいかない。そう強く願っていた水喜は、最初は逃げ出そうかとも考えたが、写真を見て考えを改める。 イケメンに弱い水喜は、好みなタイプの見た目をしている羅刹を見て会ってみたいと思ってしまった。 夜に羅刹に出会った水喜は、彼の迫力に圧巻。 だが、屋敷で一夜を過ごした水喜の目の前に現れた羅刹は、夜に放っていた迫力は見る影もなく、弱気な性格となっていた！？ 朝と夜で別人のようになる鬼と、面食い祓い屋の、ちょっとクスッと笑えるような復習恋愛物語。 ※イラスト　あニキさん ※カクヨムでも公開中

　身分を隠した聖国軍の師団長、敵軍のモン娘幹部たちにグイグイ迫られる！？ 　サンブレイヴ聖国の第8師団長として活躍する人狼族の男、ルイソン。 『瞬撃の鎧騎士』の異名を持ち、部下からも信頼されているルイソンであったが、男だらけの職場で女性との出会いがないことが最近の悩みの種であった。 　まだ結婚などを考える年齢ではないが女の子と遊びたい気持ちは人並みに持ち合わせていたルイソンは、思い切って『デスティニー』というマッチング魔道具を購入し、密かに身分を隠して出会いを求める活動を開始した。 そこで知り合った『ミラさん』という女性と意気投合し、実際に会ってデートすることになったのだが…… 　（あれ、この人ってもしかして……帝国軍十三邪将『鮮血のカーミラ』じゃね？） 　なんと待ち合わせ場所に来たのは、サンブレイヴ聖国と敵対している魔王が率いるエビルムーン帝国の幹部で、『鮮血のカーミラ』の異名を持つヴァンパイア族の女だった。 　自分の正体を見破られることなくその日のデートを終えたルイソンだったが、その日からまるでモテ期に突入したかのようにマッチング女性や知り合いからアタックを受ける。 さすがに前回のような事にはならないと思っていたルイソン。 しかし、新しく知り合った相手もまさかの帝国軍幹部で……！？ 「ルイよ、我に血を飲ませろ」 「ルイさん、脱皮手伝ってもらえませんか……？」 　マッチング魔道具から始まる敵対幹部との異世界ハーレムラブコメ、ここに爆誕！！ ※カクヨムにて先行公開中。

白竜は赤子を拾う 時がたち、赤子は美しく育った、二人はとても仲が良かったが、ある日少女は命を落としてしまう。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 数百年後 少女は生まれ変わり、白竜に会いに行く 種族を超えた愛と友情の物語

妄言ばかり繰り返す公爵家の令嬢ヴィーチェ・ファムリアントは王子から婚約破棄を突きつけられたその時、大きな体躯のゴブリンが侵入し、ヴィーチェを連れ去る事件が起こった。誰もが彼女の命はもうないと思っただろう。しかし拐われた令嬢は歓喜の声を上げていた。 これは幼少期にゴブリンに一目惚れした一途でポジティブな公爵令嬢とそんな令嬢に振り回されるボスゴブリンによる出会いから婚約破棄後のお話。 第12回ネット小説大賞一次選考通過しました。【24.10.29】

　幼い頃に両親を亡くし、人との付き合い方がよくわからないでいる主人公ミラ。婚約者に浮気をされ、親友には陥れられている事に気づいていても、他人である彼らとどう接していいのかわからず過ごしていた。 　そんな中、ミラは余命わずかな飛竜と出会い、初めて自分以外の誰かと意気投合を果たす。飛竜の最期にその卵を託されたミラだったが、竜の卵はヌメヌメで温めるのも大変。何とか子竜を孵化させるが、今度は竜退治を専門とする騎士団にその存在を気づかれてしまう。 　子竜を隠し育てようとするミラだったが、「日を浴びた瞬間干からびる」「湿度が高いと溶ける」「一人では脱皮ができず窒息する」「近くにいる生物に擬態する」など、その生態が謎すぎて、悪戦苦闘の育児が始まる。 そんなミラに気づいて育児を支えてくれたのは、竜を退治する立場であるはずの、騎士団長イスミルだった。 イスミルもまた人と距離を置く性格だったが、ミラと共に子竜を育てる中で、二人の心が徐々に打ち解あっていく、子竜育成と溺愛系のお話です。

忍者集団の落伍者「明松朱弘」は、鬼の娘「百月綾夏」に力を授かり、昭和の街で怪物を狩る。古巣を捨て彼女を護る影となった彼は、高度経済成長期の夜を駆ける。 ――――【あらすじ】―――― 昭和三十七年。日本が急速な復興を遂げ「もはや戦後ではない」とも言わしめた、そんな時代。 高度経済成長と五輪開催に沸くその裏で、急速な人口増加と発展に伴って跋扈する「魔」に、首都の守り人たる「忍」は対峙を続けてきた。 ……しかし、くのいち中心の「浄忍」の世界に「男」である俺の居場所はなかった。脈々と続く御家の因習も、血反吐を吐くほどの鍛錬も、全てが無意味に終わった俺は、学生たちの集団就職に交じり、家電販売会社に勤めていた。しかし討魔の道を捨てることは出来ず、未練がましくも一人で雑魚を狩っていた。 幼馴染からは何度も引退を勧められ、俺は行き場のない渇きを、生き恥を晒し続けることの無力感を、振り払おうともがいていた。 そんな夜に、俺は出会った。怨魔の死肉を喰らう、おぞましくも美しい、鬼の姫君に―― （※）本作は「くのいちＪＫ！」と世界観を共有しています。 （※）この物語はフィクションです。実在の人物・団体・事件とは一切関係がありません。 （※）本作には、昭和日本の社会背景を反映し、現代では不適切となりうる表現が含まれる場合があります。これらは特定の思想を肯定、助長する意図のものではございません。

アルリエータ王国の辺境伯令嬢エステルは、「目が合った者の心を読む」呪いにかかっていた。 呪いのせいで友もおらず、おまけに婚期も逃し、気がつけば三十路は目前。自由気ままに生きることを決めていたというのに、この力を欲する変わった国に嫁ぐことになって──？ エステルを欲した国は全国民が魔女の呪いにかかり、半猫化したハルヴェルゲン王国。二足で歩行はするが、ふわふわもふもふの耳が頭から生え、腰からは長い尾が生えている。どうやら半猫同士での会話は成立するようだ。 しかし貿易大国であるハルヴェルゲン王国が半猫化したことにより、諸外国とは言葉も通じず国内は混乱状態。 そこで白羽の矢が立ったのが、心を読めるエステルたった。 『うにゃにゃ──君の呪われた力が必要なんだ。私の妻として外交に加わってほしい』 「……え？　何ですって？」 果たしてエステルは、ハルヴェルゲン王国を危機から救い、幸せを掴めるのか──……。 ※この作品は同タイトルで投稿していた作品を大幅に改稿した作品になります。基本的なストーリーは変わりませんが、何箇所か設定が変わっております。

【完結】【ストーリーメイン】【BL】【リバ】 天桜高校（てんおうこうこう）に通う天樹　彼方（あまき　かなた）は勉強やスポーツは苦手だが、戦略シュミレーションゲームだけは得意な高校３年生。 正反対に文武両道な、親友で幼馴染の同居人。色ノ瀬　逸樹（しきのせ　いつき）と共に平穏な日常を過ごしていた。 18回目の誕生日、両親が冒した罪の証がカナタに発芽した事がキッカケで、異種だらけの強欲の林檎争奪戦へと否応無しに巻き込まれていく。 「ちょっと待て。お前らみんな神様だよな！？　脳筋！　ワガママ！　無関心！　そんなんで世界が回るわけねぇだろっ！」 ビターラズベリーショコラ（略してBL）な2人の関係をソッと見守りたくなるかもしれない、巻き込まれ男子カナタと、人外イツキの成長ファンタジーここに開幕ーーーー。 ストーリー重視の為に甘さは控えめですが、作者の趣味によりリバ仕様。 皆様の励ましで、作者陣は頑張れます。作品を気に留めてくださりありがとうございます！ ※同作品をカクヨム、Nolaノベルにも公開しています。