新亜昭和学園部室棟4階奥。学園の出入り口から一番遠い場所に位置するこの場所に、オカルト研究会の部室がある。部長の葛城真は今日も怪異と非日常に愛される日々を送る。部員は2人。真をとにかく好きな幽霊少女と心霊現象が苦手な退魔少女。様々な怪異との出会いを経て、真は自分の存在や世界の真実を知っていくことになる。

　現実に疲れ果てたが故に編み出してしまった奇異なる遊び、異次元散歩に没頭する主人公。軽いノリで始めた現実逃避だったが、ある日突然、本当に異次元世界へ迷い込んでしまうことになる。 　そこは現実世界とは全く異り、異様な光景の中、歪な者たちが行き交い、狂ッタモノも居れば好意的な者も居る。ツマラナイ現実世界とは違う、秩序が乱れた狂ッタ世界に魅せられた主人公は異次元世界へと没入していくのである。

神楽坂（かぐらざか）学園 高等部 特別科クラス 一年Ｔ組…。 そこには様々な事情を抱えた生徒達が通っている。 生まれながらにして、その“能力（チカラ）”を持っていた者…。 そこに産み落とされたため、その“能力”を持たざるを得なかった者…。 …どちらにせよ、彼らが持つ不思議な“能力”は、時に人を助け、時に人を畏（おそ）れさせる…。 それ故に彼らは常人以上に悩み苦しみ、そして今を生きている…。 そんな学園の特別科クラスに通う高校一年生の落ちこぼれ三人組が繰り広げる…単位取得のため？の…同じ仲間を助けるため？の…ただ単に暇だから？の…なぜか部活動だから？の…“青春学園異能系ファンタジー物語”です。

「やり直したかった…………あの日に戻って」 その日、俺は夢を見ていた。奇異な夢だった…… 現代日本を舞台に、人々が互いの権益の為に争う群像劇。同時に、超次元的な能力を得た人々と、彼らにつきまとう謎の存在たちの描く日常の延長…… 登場人物の名前および人物像、その他諸設定は、イギリスのバンド『コールドプレイ』の楽曲、アルバム、コンサートなどを参考にしています。 （※作者の諸事情に伴い、一時休載中）

榛名京介は普通の人間にはない特殊な力を持ち、その力を使って人助けをしていた。しかし、異質な力ゆえに社会は彼を受け入れる事はなかった…… これは、社会から奇異の目で見られても戦い続ける一人の男の物語。 （※Arcadiaにも投稿しています）