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作者:諏訪部レイ子/作品情報/Nコード:N7733FY
短編 |
※読み切り短編マンガの原作を意識して書きました。
とある学園で繰り広げられる放課後ミステリー。自称超能力者の義手少女と自殺志願少女が行う駆け引き。果たして彼女たちの超能力とやらは本物なのか。それとも……
左腕が義手の少女・めぐりはその日、放課後の学校でボーイフレンドの真と雑談していた。するとひょんなことから校舎の屋上で女子が飛び降りそうになっていることを知る。現場に駆けつけるとそこには、自身の犯した万引きを好きな人に知られ、それを苦に自殺を試みる少女が居た。
引き留めるため話を聞く二人。そこで万引き少女は驚くべきことを告白する。なんと少女は超能力者で、超スピード能力によって罪を重ねていたのだ。
そしてそれを聞いためぐりの方も、実は自分も能力者で、いわゆるサイコメトリー能力が有り、この力を使えば少女の犯した行為そのものは消えないが、その心の傷やトラウマは記憶から消去でき、それによってあなたを救うことができると伝えた。
どうせハッタリだろうと信じない少女。するとめぐりは驚くべき行動に出る。なんと自分自身が校舎から飛び降りて見せたのだ。それを凄まじい移動速度によって間一髪で引き止める少女。万引き少女の告白は本当だったのだ。
驚きながらも、自身もサイコメトリー能力を発揮し、少女の忌まわしい記憶をその場で消去するめぐり。めぐりの言う事もまた本当だった。
少女たちはそのまま屋上から落下するが、彼女のサイコメトリーによって方法を指示されていた真の、一足先の行動によって、大した怪我をすることも無く助かったのであった。
めぐりの事を見直す真。しかし彼女の真意は別の所に有った。いつか自分が学校の生徒会長の座を奪う為には、この少女の超速能力は利用できると言うのだ。思わずあきれてしまう真。彼にはめぐりの言っている事は照れ隠しなのか、それとも本気なのか、判断がつかなかった。終
ジャンル:アクション〔文芸〕キーワード: 日常 青春 ミステリー 異能力バトル 女子高生だけど中二病 ヤレヤレ系JK 左腕が義手 発動には義手が必要 決してチートでは無い 協力プレーは必要 超能力 女主人公 学園 最終更新日:2020/01/09 18:45 読了時間:約20分(9,969文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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