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作者:夏樹りょう/作品情報/Nコード:N1966JI
完結済 (全31エピソード) |
十七歳の千景(ちかげ)は、祝言の前日に婚約者であり警察官でもある和冴(かずさ)のもとから逃げ出した。
幼い頃に両親を亡くした千景にとって、十歳年上の和冴は、親であり、兄であり、姑であったが、とにかくモラハラがひどかった。
頼るあてもなく途方に暮れた千景の前に、赤月(あかつき)と名乗る青年が現れ、手を差し伸べてくれる。
彼は千景を気にかけてくれ、優しくしてくれるが……。
実は『白浪一族(しらなみいちぞく)』という盗みを家業とする三代目で、初代が犯した罪を償うために政府の命令に従う、わけありの泥棒だった。
「箱庭で生きる者同士、仲良くしようではないか」
赤月の一言によって、個性豊かな泥棒たちと共に生活をすることになったが、彼らの次の標的が千景の親友の嫁ぎ先と知り、白浪一族が親友になにをもたらすのか確かめるために、彼らに深入りしていく。
一方で、千景を嫌っていたはずの和冴が追ってきて……?
「わたくしは、もう部外者でいるつもりはありません」
弱々しく存在感の薄かった少女は、いつしか悪女になる。
※カクヨムさまにも掲載してます
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: ネトコン12 女主人公 和風 明治/大正 泥棒 警察 三角関係 白浪五人男 人助け 最終更新日:2024/07/25 14:05 読了時間:約204分(101,565文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 18 pt |
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