空の宮市の中央に位置するこの星花女子学園も夏休みに入った。 虫が大好きな高等部3年生の山津菜々花(やまづななか)は、夏休みも夜明け前に起きて虫採りに出かける。ある日怪我してしまった彼女に手当てしたのは、スポーツ少女の高等部1年生有原はじめ。 はじめはこの日の出来事をきっかけに、手際よく手当てしてくれて、怪我もすぐ治るから魔法使いみたいだと菜々花に懐かれてしまう。 「また来たんですか？ 保健室に行った方がいいですよ」 「はじめがいいの」 「もう……露出の多い格好で虫採りはダメだって言ったでしょ？」 「うん」 「いつも返事だけですね…」 同一世界観百合企画「星花プロジェクト」第5弾、開幕です！

俺のことが好きらしいミリエット嬢が、惚れ薬を手に入れたらしい。俺は彼女の想いに応えるつもりがないので、決して飲むわけにはいかない。 しかしこれはミリエット嬢に諦めてもらういい機会。そうだ、幼馴染のパティに代わりに飲んでもらうことにしよう。 タイトル通りのお話です。異世界百合、しかも男視点で書くのは初めてでした。 R15は念の為。

百合合同誌【Innocence】第二弾作品……テーマは『秋』 これは一人の少女と一人の女性による、ささやかな出会いと淡い恋の物語。 ※こちらは五月雨葉月/姫宮煌輝様（https://mypage.syosetu.com/700661/）主催の百合アンソロジー【Innocence】第二弾に掲載した作品です。転載許可をいただきましたので、こちらにもアップしました。

恋愛なんて、もう縁が無いものだわ。 私はバツイチ子持ちの32歳。学校の先生なんて出会いがなかなかないし、それ以前に仕事や子どもの世話でいっぱいいっぱいよ。 ……でももし、こんな私がまた恋をすることができたら、とっても素敵ね。 初めて女子校に赴任してきた教師、悠木小町(ゆうきこまち)と、担任クラスの生徒でよく進んで手伝いをする物静かな少女、銀城雪華(ぎんじょうゆか)。先生と生徒というだけじゃない。少しずつ、少しずつ、2人の距離が、縮まっていく。 同一世界観企画、「星花女子プロジェクト」参加作品第4弾。開幕です！

純情チラリズム一周年記念作品。 ラッキースケベを演出して女の子を恥じらわせるのが大好きな理純智良（りずみちら）。そんな彼女に対する相談を受けたルームメイトの占部麻幌（うらべまほろ）は対策として智良にあるものをプレゼントするのだが……。

この作品は【星花女子プロジェクト】第二弾の拙作【純情チラリズム】の戦国パロディです。 金品や政局に関心を持たない神出鬼没のクノイチ、ちらにんじゃの目的とは……？

僕は、仲間から「Ms.シーカー」と呼ばれている。そんな僕の、休日（？）に見かけた、とある少女達を対象にした観察日記。 この小説は、同一世界観小説企画「星花女子プロジェクト」の参加作品だって、この小説の作者が言ってたような気がする。