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作者:糸川草一郎/作品情報/Nコード:N2877BY
短編 |
重複投稿。
中に這入ると意外なことに、どこのボックスもすでに客がいっぱいであった。照明は薄暗く、店内の席はほぼすべて赤いボックス席であって、それ以外は大きな座敷になっているのだけれど、そこも壁が赤く座布団も赤で、テーブルも血の色のように赤かった。辛うじて空いているボックスを見つけたので、そこへ行こうと歩くうちに、中にいたその大勢の客が、みな一様に、私の方を見ているような気配がして、嫌な気持ちになった。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: カレー屋 雨 中華料理店 満席 赤い内装 目が据わっている 流暢な日本語 言葉 麦酒 罵声 激昂 言葉が判らない 笑い声 最終更新日:2014/01/22 00:32 読了時間:約6分(2,546文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 12 pt |
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