今から約十年前、世界規模で発生した地震と共に、各国にダンジョンが現れた。 　突然世界各地に出現したダンジョンは、まるでファンタジーゲームの世界へ迷い込んだようで、生息するモンスターの討伐や不可思議なアイテム類の入手は、世界中の人たちの生活を一変させる。 　特に、スキルジュエルと呼ばれるアイテムは、使用者に様々な能力の恩恵をもたらすため、ダンジョン探索を生業にする者たちは増加していき、生死が隣り合わせにもかかわらず、人気の職業になっていく。 　そして現在……。 　何のとりえもスキルも持たない貧乏高校生の天真輝が、偶然にも女性とまぐわうことで能力アップが可能なアイテムを入手したことで生活が一変。 　同級生の幼馴染や、ギャル、お嬢様らとパーティーを組み、能力アップとダンジョン生活に明け暮れる毎日を送ることになる。 　底辺陰キャに巻き起こる様々な困難に立ち向かえるのか。無事乗り越えていくことができるのか。 ※別サイトででも同作品の投稿を始めました。

ジオラマ作りが趣味の天法 慧は仕事中、監視カメラの記録に異常を見つける。それは「存在しない場所」や「起きていない出来事」だった。 そしてその異常は趣味のジオラマにまで及ぶ。置いた覚えのない建物や人、ジオラマと現実の世界の一致。まるで世界を「観察」しているような感覚。いや、観察されているのは自分自身なのか......？

どんな事にも全力で取り組む少女「真輝」。父の本棚を（小遣い稼ぎに）漁った所、なにやらゲームを発見。これはやらねばなるまいと、近所に住む暇してるであろう「龍治」を巻き込み、いざ冒険の旅へ！

※ターリアとは、ギリシャ神話の喜劇の神。 引きこもり少年、巻島真輝也（マキシマ マキナ）は一念発揮して向かったバイトの面接の帰りに車にはねられ死んでしまう。 しかしそこに不思議な少女が現れて、真輝也を過去に戻し、やり直させてくれるという。 過去に戻った真輝也は当時好きだった荻野陽奈（オギノ ヒナ）に思いを伝えるために行動し始める、しかし放課後の教室で童話を朗読する彼女の声を聴いているうちにいつの間にか寝てしまい、気づいた時には物語の世界に異世界転生！？ 実は陽奈は物語の中に入り込める不思議な力を持っていて、自分の夢を叶える手伝いをして欲しいという。 そうして真輝也は陽奈の夢を叶えるため、彼女と共に物語の世界を旅する事になった。

目が覚めたら俺は赤ん坊になっていた。前世の知識はあるが、自分の名前などは全く消えている。そんな俺に解ることは俺の弟が後の豊臣秀吉であるということ。てか秀吉に兄は居ないはず。これってどういうことですかね？ とりあえず、長生きするようにがんばります。

この物語はフィクションです。でも、近い将来においては… ヒトの遺伝子の数は二万数千個と言われている。しかし、「ヒトが生きている」というとき、そのヒトは四〇〇万個の遺伝子を抱えている。 ヒトの細胞の数は六〇兆個。しかし、生きているヒトが持つ細胞は一〇〇兆個である。 ヒトは、細菌とともに生きている。 今まで人間は、細菌を軽視してきた。 軽視が言い過ぎなら過小評価してきた。 細菌の重要性は、今の時点でもかなり研究されているが、しかし、それは充分というには遠い。

昔から霊は見えるが、見えない普通の生活が幸せと感じる男子高校生、真輝。 代わり映えの無い、幸せな日常の中で、同級生の神隠しを目撃してしまう。 気付くと一緒に巻き込まれてしまう真輝、そしてこの世界の真実を垣間見る。 君は真実まで辿り着けるか ダイバーアクションアドベンチャー

――平穏な日常が突如謎のウイルスにより破壊される。前代未聞の緊急事態にアキバオタクと愉快な仲間たちはいかに立ち向かっていくのか――

コロナワクチンを打ちまみた。経過報告します。

「ハル」こと直江春一は、芸人としての成功を夢見て、高校卒業とともに東京へ出てきた。バイト先で知り合った北村とコンビを組み、「ハルマゲドン」として順調に仕事が増えていた。 　芸人として「これから」というとき、ハルと北村の関係が揺らぐ。「人気者」として調子にのるハルと、ストイックさを保とうとする北村。芸人としての方向性がずれ始めていた。 　恋人との破局、先輩芸人の死を経験して、再びお笑い芸人として精進することを心に決めたハル。その矢先、大事なオーディションを前にして北村が失踪してしまった。 　相方がいなくなり、自分の小ささを痛感するハル。 　自分を取り戻すため、ハルは故郷へと帰る。仲間がいる故郷へ。芸人としての原点を見つめ直すために。

日本のとある高校で教室から生徒が消滅！？謎のキーワード〈LOST〉を手がかりに生徒の捜索を始める荒田はしだいに驚きの真実に近づいていく。

家には大きな柿の木があった。おじいさんとおばあさんが結婚してこの家に住み始めたときに植えた柿の木。四十年以上、この家を見守ってきた。八月のある日、自転車で出かけたおばあさんが家に帰ってくると、家の前に救急車がとまっていた。おじいさんがトイレで意識を失ったという。病院に運ばれたおじいさんは、そのまま息を引き取った。おばあさんは、おじいさんを思って庭を眺める時間が多くなった。おばあさんの時間は淡々と過ぎてゆく。一周忌も過ぎた翌年の九月のある夕方。家の近くに救急車がとまった。救急車のサイレンが、まるでおばあさんの目を覚ましたかのように。おばあさんは再び自転車に乗って出かけた。 九月の終わりの金曜日、東京に暮らす弟から男に「子どもが遊びにいきたがっている」と電話があった。男は、三ヵ月前に妻を亡くして以来ずっと引きこもりのような生活を続けていた。断ろうと思ったが、悩んだ末に受け入れることにする。いつまでもそんな生活をしているなと、妻にいわれたような気がした。受け入れたはいいが、男は、東京から妻に「挨拶したかった」といってわざわざきてくれた甥っ子に情けない姿を見せてしまう。いい加減動き出さなければならない。その決意をもって、男は再び自転車に乗る。

蘆薈台学園(ろかいだいがくえん)は九州の田舎にある在学生76名の小さな学園。 学園に通う熊埜御堂知真輝(くまのみどうちまき)は年下の友達・東三条愉嬉歓(ひがしさんじょうゆきか)に同性でありながらも好意を抱いていた。 伝えることが出来ない思いはいつしか思考を侵食していく。

　蓑里という村に住む女の子咲（さき）は同い年の龍雄と丈一郎と仲が良かった。龍雄は咲に思いを寄せていたが、咲は十八歳になると村を出て製紙工場に出稼ぎに出てしまった。 　蓑里村から南に下った所に和田という町があった。和田町の「ハシモト本店」という商店はたいそう繁盛している。そのハシモト本店の長男斉昭は、店を捨てて、目の見えない妹実千（みち）と和田町のはずれで暮らしていた。斉昭は、実千のことを大変可愛がり、大切にしていた。 　斉昭は、和田町の北、蓑里のさらに北にある妙名山にある妙名神社の御神水が万病に効くという話を聞く。斉昭は実千をおいて取りにいくことはできず、かといって実千を伴って共に山に登ることも難しい。ある日、近所に住むある夫婦が「わたしが取ってきましょう」と話を斉昭に持ち掛けてくる。斉昭は夫婦の話にのり、お金を渡して御神水の頼んだ。が、夫婦は帰ってこなかった。山道から転落して死んでしまったということだった。 　製紙工場に出稼ぎにいった咲は、その経営者の息子宗治に見初められ、結婚することになった。正月に、宗治とその父親を伴って村に里帰りした咲だったが、そのときに「丈一郎が人を殺した」という話を聞いた。丈一郎が、外からやってきた夫婦を峠から突き落として金品を奪ったのではないかと疑われていた。丈一郎は実家にはいなかった。 　長野半次郎という男も、咲と同い年だったが、それまで話をしたことはなかった。村では評判の「変わり者」だった。その長野の家に、丈一郎らしき男が匿われているらしい。その話を知り、咲は長野の家を訪れた。そこには、三郎と名前を変えた丈一郎がいた。咲はもちろん丈一郎が人を殺したとは思っていない。 　再び村を後にした咲は、和田町で宗治と新しい生活を始めた。二人の間には男の子が生まれた。 　幸せの絶頂にいた咲のもとを、宗治の父親が訪ねる。父親は、咲から子どもを奪い取った。子どもを守ろうとした咲だったが、その時に頭を強くうって意識を失う。意識を取り戻した咲だったが、目が見えなくなっていた。 　冬のある日、斉昭と実千の家の斜向かいに女が越してくる。斉昭は、実家の父親からこの女の人の面倒を見ることを申し渡された。女は「訳あり」だった。彼女は目が見えなかった。

冴えない高校生「豊田真輝」は2年生に上がる前に交通事故で入院した影響で新クラスに上手く馴染めず、つまらない高校生活を過ごしていた。そんなある日、雨の中傘もささずに座っている一人の少女と出会う。この少女との出会いが真輝の生活を、人生を一変させる。

北海道にあるバー『琥珀亭』でひょんなことから働きだした尊。 常連客のお凛さん、先輩バーテンダーの暁、そして美しくもどこか謎めいた店長の真輝たちと出会うことで、彼の人生が変わりだす。

　今、日本ではとある奇病がエピデミックを引き起こしていた。 　別に生死に関わるような重大な病気ではない。 　その名は根号失感情症という。 　根号は数学でお馴染みの、ある値をaとして、b^2=a（bを２回かけるとa）となるbのことだ。 　失感情症というのは、アメリカの精神科医・精神分析家としてハーバード大学医学部教授を務めたP・E・シフネオスが提唱した性格特性で、ギリシャ語から作られた造語である。 　根号失感情症にかかると、人間の元の感情全てをaとした時、その内の半分の感情bを表現する言葉を見つけるのが難しくなってしまう。つまり、言ってしまえば、自分の感情が、元の半分しか使えなくなってしまうという事だ。 　俺はこの事を、√感情と呼んでいる。 　その中、高校生になったばかりの俺、津田マサキは√感情を感情に戻そうと、あるパートナーと一緒に患者を探していた。 　今日は高校の入学式がある。 　一体、どんな波乱が待ち受けているのか、 　楽しみで仕方なかった。

「別にこの仕事を誇りに感じたことは無い。……当たり前だろ。人殺しなんて、好きでやってる訳じゃない」 　裏の世界で名を馳せていた殺し屋兄妹、アゲハとクロハ。 　ある日仲間に裏切られ殺されそうになった所、どこからか声が聞こえ、異世界へと転移する。 　気がつけばそこは、戦場のド真ん中で……。 　武器は銃と、磨き上げてきた暗殺スキル。 　アゲハとクロハは、セテルメント国の暗殺者として軍隊に参加し、戦場を駆けていく。 異世界ファンタジーです。

呪いを解くのを手伝って欲しいーー そんな神様の一言から始まった高校生2年生の真輝の夏。 美しすぎる女神様にかけられた呪いを解くため、頑張りたいところだけど… えっ、教えてくれる情報少なくない！？ ほんとに頑張っていいのかな…

イールドら幼馴染4人は、スマートフォンゲーム「マルチ・オンライン」をしていた時にゲーム内の異世界に飛ばされてしまう。元の世界に戻る方法を探すため4人は異世界の旅に出る。 初投稿オリジナル小説です。なるべく毎週日曜日に投稿しますが、不定期で投稿しない日もあるのでご了承ください。 よろしくお願いします。