悪女は毒殺され、死に戻った。騎士の異能によって。 十一年前、伯爵令嬢ミストの異能が暴発した。 それから強大すぎるその力を彼女は封印しているが、唯一知っている妹に脅されてミストは悪女を演じている。 そして二十歳の誕生日に彼女は毒殺されてしまう。 それを救ったのはアオギリと名乗る騎士。 初めて会うのに彼はなぜかミストのことを一途に想っており、アオギリは【死に戻り】の異能でミストを守りぬくことを誓う。 彼の想いに戸惑いながらもミストは持ち前の聡明さと洞察力で毒殺犯を突きとめるが、悪女を憎む人間はたくさんいて──。 一途な年下騎士×悪女を演じる令嬢の恋愛サスペンス。ヒロインはガンガン殺されますが最後はハッピーエンドです ※ざまぁまでいかないけど因果応報あり

三年前に妹は事故にあって今もずっと眠っている。 そんな妹がようやく目を覚ましたかと思えば、僕が知っている妹はそこにはいなかった。 主人公が数々の怪奇現象に巻き込まれる短編連作式ホラースプラッタ小説。 カクヨム同時投稿、YouTubeで朗読をしています。

　来栖尚央【くるす-なお】が朝、リビングに入ると、妹の来栖梨華【くるす-りか】が居た。そして、いきなり愛らしい姿を見せてくるのだ。 　これは妹なのか？ 　という、そんな疑問がまず最初に、尚央の脳内を支配する。 　いや、違う。 　この妹はどこか似ているが、自分の知っている妹とは何かが異なっていると思った。 　尚央が知っている妹は、あまり口数が多い方ではない。二か月前に、色々なことがあり、喧嘩をしてしまい、口さえもきいていなかったからだ。 　そんな妹が馴れ馴れしく話しかけてくるわけがない。 　それに加え、デートをしようとか、いきなり言ってくるわけがないのだから。 　だが、どこが明確に違うのかと問われると、ハッキリとは答えられなかった。 　しまいには、ここは夢の中だと思い込み、不思議なひと時を過ごそうと思ったのだが、この世界は何かがおかしい。 　兄妹が付き合うことが国から義務付けられていたことに、尚央は驚きを隠せず、困惑した日々を、妹らと一緒に送ることになった。

深い森に迷い込んでいたこの世界の住民 南風(みなかぜ)椎鳴(しいな)とその妹、南風(みなかぜ)唯彩(ゆい)は執事とメイドとして拾われた たが、椎名は主人にある副業を持ちかけるその職業は、、 「転生者狩り(ル・シャスエール)」 彼はどうしてこの職業を務めたのか。真実を知っている妹、また主人の本当の狙いとは・・・

彼女は結婚してしまった。 愛してやまない人だった。 でも僕は知っていたんだ、僕では彼女を幸せにできないってね。 なぜなら僕が兄だから。 妹よ、ああ妹よ、妹よ 叶わぬと知ってした恋と叶わないと知ることになった恋。 いったいどちらが辛いのかな？

妹の誕生日に、妹は俺の知っている妹ではなくなった。 そして、恐ろしい事実を知ってしまったのだ。 この世界はなんと乙女ゲームの世界だというのだ。 　　　　　　　　　　● 俺は、幼馴染の、黒島　哲平に嫌われている。 そしてアイツがそのことを口に出した瞬間、俺はヒロインに殺される運命にある。 「テツ！！大好きだっ！！」 「俺の名前呼ぶな、近寄るな、信じらんねえ、消えろ」 真っ青な顔して俺は友愛を伝えに参ります。 ※乙女ゲーム仕様ですが、バッチリＢＬ ※いつか書く予告編みたいなものです ※流行に乗ってしまいました

一般人である一組の双子、 祐也と侑樹は何時の間にか2140年の世界にいた。 全てを知らない兄と、全てを知っている妹。 そして全てを繋ぐ「世界禁忌能力」「TTC」 …。 「一度壊れたら二度と戻れない」