神無月の守護者の、本編にほとんど関係ない番外編を投稿するところです。時期のイベントに合わせて書いたようなものを投稿します

「守護者の役目は、まだ終わっていませんよ」 神無月の夜、兎夜は生贄として捧げられた華代を守ることができ、彼岸町に伝わる昔話に終止符を打った。平和な日々を取り戻し、ごく普通の生活を送る兎夜たちであったが、それも長くは続かなかった。 神無月の一夜以降、彼岸町や白城の地域で、怪奇事件が起こっているという報道をよく耳にするようになった。妙な違和感を覚えつつ生活していると、ついにそれらが兎夜達にまで影響を及ぼすようになった。 怪奇事件から大切な人を守ろうとする中で、兎夜は重く重なった復讐の念と眠っていた彼岸町の過去を知ることになる。それを知って、彼は守護者に与えられた本当の役目に気がつく。 真実を知った彼は、古くから続くこの負の連鎖をどうやって断ち切るのか。彼らの最後の戦いが、今始まる。 ※こちらは神無月の守護者の二期(続編)となっております。前作(一期)を未読の場合は、お手数ですがそちらから読むことをおすすめ致します。

ある年の春、高校2年生の歌田兎夜は彼岸町という田舎に引っ越してきた。新生活に少し緊張していた兎夜だったが、なんとか初日を乗り切り安心していた。 しかしその安心もつかの間、帰り道に兎夜は謎の男に襲われる。 兎夜がその男に問われた事は 「邪神様のお話って知ってる？」 後に、この邪神様のお話が兎夜の運命を大きく動かすことになる。そのことを彼はまだ知らなかった。 現代日本を舞台にした少しダークなローファンタジー。 二期も完結済み。

「今日から一ヶ月、ボクのところでバイトしない？」 神の居ない一ヶ月。神の代わりに鬼退治（バイト）をすることになった、”琥月”。 鬼を退治する武器は――――――――――え？金属バット？！