頭痛を感じて、思い出したのは前世の記憶。高校生だった私は彼氏が一カ月だけいたヲタクだった。 そんなことよりも、これっていわゆる悪役令嬢転生ってやつではっ！？こういう系の恋愛小説読みまくりました。 それにこの世界、私が前世でやりまくった乙女ゲームの世界！？ むっちゃくちゃテンション上がるんだけど！でも、奴隷ルートだけは回避します！ いざフラグを折るために勉強して、休みの日にヲタク生活を満喫していただけなのに、やけに皇太子が絡んでくるんですが、恋愛小説が読みたいんだろうか？ 竜神帝国の皇太子　彗と、前世の記憶を持つ非モテの魔の王国の王女　ルカの猫と猫のイチヤラブとなっております。 甘いものが苦手な人はご注意ください！笑

私は彼氏が居るのに、いけない事をしてしまうアブナイ女！

私は彼氏がいるくせに、“浮気相手もいないと心が落ち着かない！”

「…お姉さん、おきて！」 ひとり暮らしの私には滅多に聞かない声。 目を覚ますと… 「子供…!?」 ちゃんと数え直す。多分百人。 「お姉さん見て!!黒いパンケーキ！」 「お姉さん、ご飯～…」 何がどうなっているのか分からない。 私は彼氏が居ないし、子供も産んでない。 どうなっているのか分からなかった。 「あっ、10時～!?目覚ましセットしたはずじゃ…」 「なんだろこれ、音が鳴る硬いおまんじゅう？」 「め、目覚まし遊ばれてる～!?」 急いで準備して出かけた。 あの子達はどこから来たのだろう…

私には、２人の幼馴染がいる。一人は正直言ってキモい。すきあらばセクハラしようとしてくる。もう一人ははっきり言ってウザい。病んでるような発言ばっかり。そんな２人が常にまとわりついてくるおかげで、私は彼氏ができたことがない。親友は高校でやっとできたのだけれども。「突然だけど、付き合ってくれない？」そう学園の王子から言われたときは、こいつも頭とち狂ってるのかと思った。…案の定頭がおかしかったようで、「世界を救うことに、付き合ってくれないかい？」って言われたときには、正直寒気がした。

私は彼氏が大好き。 彼氏が死ぬまで愛してあげたいの！ 狂った愛を覚えた少女は禁断に手をだした。