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作者:ほっこくのくわずいも/作品情報/Nコード:N5151HI
短編 |
初夏になる前の爽やかな土曜の昼前に、雌猫ニャーは我が家にやってきた。猫は嫌いだと思っていた妻は、意外にも好意的にニャーを迎える。風通しのいい木陰で昼寝するニャー、女同士の共感のシャワーの溢れる平和な庭先の昼寝の特等席が温かな小春日和のあたる場所に変わったころ、妻の態度は豹変する。妻が変わったのでない、妻ははじめっから雌猫を好きになるはずはないのだ。それを承知していながら、わたしは女同士の共感のシャワーを見続ける。
ニャーのいなくなった庭先を見つめながら・・・・・
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 雌猫 オス猫 猫は亡骸をみせない 春を見つける 小さな子のシャボン玉 引き延ばしたエレキ音 秋に脱いだ蛇の抜け殻 小吉姐さん 季節外れの弔問客 最終更新日:2021/11/27 08:53 読了時間:約14分(6,885文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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