空っぽの自分を隠して生きた少年が、壊れて初めて自由になる物語。 （再投稿）

「目を閉じ、願うんだ、変わりたいと」 　将来やりたいこと――なし。 　将来なりたいもの――なし。 　空っぽの少年、来間花向(くるま・かなた)はひょんなことから、絵本作家である祖父の遺した絵本の世界に迷い込んでしまった。 　そこで彼は、手にしたものの願いを叶えるとされる『遺物』を求め、彼は非現実的な冒険の旅に身を投じることになる。 　豪放磊落な戦士。 　気弱な魔法使い。 　そして、亡国の復興を夢見る姫騎士。 　夢の旅路の先に、彼を待つものとは――？ 　 　※VocaDuo2024参加曲「夢の旅路」/Story Teller をイメージして執筆した作品になります。 　楽曲→ https://youtu.be/D--UZt7lhbM?si=1A9Vkv4SBQShss8C 　原案：Story Teller 　構成・執筆：さんささん 　平日→1話 　土日祝→2話　　ずつ、毎日更新。

こころが空っぽの少年は……

1章完結済 SFヒューマンドラマ群像劇 ヒューマノイドの存在が当たり前となっている世界。 ヒューマノイド研究所で退屈な毎日を送っていたリベリオの前に、テロリストと名乗る女性が現れた。 空っぽの少年、人間になりたいと切望するその友人、愛に怯える従者、愛に飢えた青年、全てを見下す金髪の社長、無精髭を生やした警察官とバディの少女、テロリストと名乗る黒髪の女、黒髪の女と同じ顔の人間、頭の飛んだ兄弟、そして電子レンジを頭につけた男。 個性的な彼らが縦横無尽に駆け回る！

これは主人公が「生きる動機」を探す物語。自分は空っぽの人間だと言うことに絶望して明日を見いだせない少年は異世界に転移することになった。しかし転移した世界に女神が権能をバラ撒いてしまって世界の滅亡が予測されてしまう。空っぽの少年は異世界で出会った世界最強を目指す女竜騎士、里を改革したいクノイチ、恋愛がしたいサキュバスの三人と共に世界に旅立つ。

中身が空っぽの少年。

この話は、現在において空っぽになった男(少年)の過去から遡っていく小説？です。

魔物に両親を殺された少年は復讐のために魔物を探し始めるが山で迷子になり死に掛ける。それを親子の冒険者に助けてもらった上にそのまま何故か魔物退治の修行まで付けてもらう事に。大切なものを全て失った空っぽの少年が世界を歩き大切なものを探しに行く物語。

　本作品は、斎藤一樹と雨月獄のリレー小説です。 　どことも知れぬ空間で、少年は目を覚ます。何もない空っぽの少年は、一本のナイフだけを持って歩きだした。その先に、きっと何かがあるから。 　少女は眠る。定めを知らぬままに。その先に何が待つのか、その後ろに何があったのか。今は未だ、誰にも分からない。 　とまあ、それらしく書いてみましたが、リレー小説なので何がどうなるか分かりません。その物語の結末を、どうか楽しみながら見守っていただければ幸いです。 　　　斎藤一樹