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作者:たかの りつと/作品情報/Nコード:N8933HK
完結済 (全10エピソード) |
どの登山口から入山しても最低3日は必要とされる北アルプスの深部に、鷲羽岳をはじめとする美しい山々が鎮座しています。
本紀行では、筆者が単独で5日間、そのエリアの山々を縦走した旅を綴りました。
めぐった山々は、薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳、笠ヶ岳の、日本百名山5座を繋ぐ山々。
単独行ならではのつらさと人との出会い、そして北アルプスの美しい自然に魅せられた旅の思い出です。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 北アルプス 黒部五郎岳 薬師岳 縦走 鷲羽岳 水晶岳 笠ヶ岳 たかのりつと takano-rit 最終更新日:2023/06/27 21:35 読了時間:約174分(86,767文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 挿絵あり 総合ポイント: 48 pt ブックマーク: 9件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 30 pt |
作者:御剣多聞/作品情報/Nコード:N0569GJ
完結済 (全7エピソード) |
法導衆とは、奈良時代に端を発し、過酷な山岳修行によって常人の及ばない能力を身につけた謎の教団である。
兵庫県中央部、中国山地の東端に南北十五キロにわたって峰を連ねる笠ヶ岳連峰は、この法導衆の聖地とされてきた。
六十一年に一度、笠ヶ岳山頂直下の御立岩の基部から地下水が百メートルの高さに噴出する「御水走《オミハシ》り」の当日、法導衆の秘儀「秘蔵曼荼羅書写行」が数百年にわたって行われてきたからである。
この時、「御水走り」の噴出口から採取される「赤苔《セキタイ》」は、古来、不老長寿の妙薬とされ、法導衆の隠然たる影響力の源と言われている。
幕末から明治にかけて、法導衆から離反した鬼伏興起《オンブセタテキ》が立てた求道舎は、法導衆との暗闘を繰り返し、第二次大戦中、軍部に協力して「赤苔」を原料とする化学兵器の精製に手を貸した。
前回の御水走りが終戦と重なったその日、鬼伏は陸軍と協力して、この化学兵器を笠ヶ岳山中に隠匿した。
それから六十一年、御水走りが目前に迫った平成十八年、求道舎は、神通力を持つと言われる当代の鬼伏荒毅《オンブセコウキ》が、本部を笠ヶ岳山麓に移転して、地域社会に浸透しつつあった。
それと呼応するかのように、クーデターの嫌疑のかかる才賀《サイガ》一等陸佐率いる東部方面山岳隊三百名が、笠ヶ岳北方の段が峰北麓で訓練を開始した。
警察庁公安部に設置された「宗監《シュウカン》」の長である石場惣介《イシバソウスケ》は、求道舎と東部方面山岳隊が「御水走り」当日に決行を企てている計画を察知し、法導衆と密接な関係にある宮内庁の朽木彬《クチキアキラ》と事態を秘密裏に処理したい防衛省の協力を得て、求道舎と東部方面山岳隊の監視に入った。
一方、法導衆の戦闘部隊である武僧筆頭を務め、鬼伏一族と三代にわたる仇敵の関係にある騎堂《キドウ》一族の後継者|界太《カイタ》は、鬼伏に対抗し得る術力の持主ながら、父鉄吾との確執から、儀式警護の任に就く事を迷っていた。
その頃、鬼伏は求道舎から選抜した男女七人に密命を与え、さらには地元の新聞社支局員片桐にある事実を告げて協力を依頼した。
東部を除く各方面山岳隊の連合部隊が、笠ヶ岳一帯に秘密裏に配備され、辺りに一触即発の空気の漂う中、全てが「御水走り」という消尽点《バニシングポイント》へ向けて一気に加速して行くのだった。
ジャンル:アクション〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり 伝奇 ミステリー サスペンス 異能力バトル 冒険 シリアス 男主人公 和風 平成 超能力 ミリタリー 群像劇 本格的スペクタクル 最終更新日:2020/07/18 18:02 読了時間:約881分(440,307文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 3件 総合ポイント: 62 pt ブックマーク: 6件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 50 pt |
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