ベルアーデ帝国騎士団の青年ハルトは、最弱白魔法師の乙女イエと出逢う。レベル１なのに天然危険物すぎる彼女は、闇の守護精霊（自称）のユニークスキルを使えて……？ 　依頼も、命も、そして世界も、できること全てで救います。星の因果が廻る、はぐれ騎士隊の非日常譚。 　「異世界転生」、「チート」、「追放」、「ざまぁ」、……なろう系に疲れた方々を癒したい、【救い】系ファンタジー。 （読者の皆様のおかげで8,000PV突破いたしました。これからも細く長く執筆してまいります、温かく見守っていただければ幸いです） （ブックマークや評価など頂けるとさらに創作の励みになります、もし気が向いたらポチっちゃってくださいな）

ニッキーという１４歳の少女が、ショボイ沼にハマってしまったとある一幕。

ここに現れたのは馬鹿である。馬鹿故に脳無しであり、脳無し故に暴飲暴食である。つまるところ彼女は精霊(自称)ノイン。かくその精霊(悪霊)に捕まった典時少年の苦悩と金銭の物語である