その勢い、まさに疾風怒濤。

かつかつの予算に、あっぷあっぷのスケジュール。 ロケ地は、町から遠く離れた採石場跡地で、電気もなければ、水道もない。 そんな過酷な現場で起きた、「からあげ弁当」大事件！ 映画の撮影において、重要なことがある。 映画の出来は腹次第。 量も大事だが、質も大事だ。食事に対する不満は、撮影現場の士気を下げることにつながる。 暴動でも起これば、映画の完成自体が危ぶまれてしまう。 なのに、現場の崩壊は時間の問題だった。 過去の経験によると、スタッフから手渡されたお茶に「糸くず」が入っている内は、まだ大丈夫だ。 しかし、お茶に「つまようじ」が入るようになったら、だいたいアウト。 で、現場は今、こんな状況（↓）だ。 「監督は俺たちと○○○○に恨みでもあるのか」 「悪は絶対許さないっ！」 「監督、いつ暴動が起きても、カメラは回せるようにしておくんで」 はたして、映画は完成するのか？

例えば部屋の片隅に落ちている、糸くずのようなもの。思いつくままに書き出して投稿していますが、前後の時間軸等、後々訂正します。

　嫁ぎ遅れまして幾年月、この小指についている糸くずは何だと思いますか？うふふ、比喩でも何でもなく血の色した赤いこの糸ですよ、こん畜生。幼女なら口にして許される運命の糸屑も、ええ、良い年した私では痛々しいコレ。言っておきますが自分で結んだのではありませんから。 　なんじゃこりゃ、と思っても縁起が悪くて除去出来ない糸屑。ある朝小指に結ばれていたわけです。誰の悪戯か凶悪な所業に泣きながら小指を突きつけて喚いた結果、腹を抱えて大爆笑を貰い、ええ、良い笑い者にされましたよ。どうやら他人には見えない類の悪質な物質らしいのです。恐ろしさ倍増ではないですか。

優しくて繊細な青年。しかし何故か言葉使いが荒くなってしまい喧嘩を売られてしまう残念な子。そんな彼は間違った割り切り方をしてしまい町内一番の不良というレッテルを貼られてしまった！ そして高校入学後、色々な出会いが彼を変えていく。 注意.（これは厨二でエロゲ脳な人間が描く恋愛小説です）