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作者:芥之 相/作品情報/Nコード:N4112IO
完結済 (全5エピソード) |
朝、目を覚ました僕は、ギャンギャン鳴り響く、煩いアラームを止めた。
起き上がり、支度を整え、パンパンの鞄を持ち、学校へ向かって走り出した。
1年通い尽くし、慣れ切った道だ。
僕―――葉月瑞には、1つ、自分でも理解できないところがある。
それは、いつも時間ギリギリで起きるとか、置き勉も出来ない、謎に律儀な所とかでは全くなく、それは、過去の記憶が全くないことである。
僕は曲がり角を右に曲がり、国道沿いを更に飛ばして走った。
この時はまだ、僕の身にとんでもない事が起きるとは知らなかった。
始業式を終え、僕は、天神という新入生と一緒に、校内を回ることになった。
そこで、僕は苗字が同じな、葉月陽花という生徒と出会う。
その天神と陽花の2人とは、何かと腐れ縁で、特に陽花なんかは、僕の家に居候しだしたし、夏休みに入る前は、僕のバイト先であるファミレスに現れたし、夏休み中、海に遊びに行ったりと、何かと3人でつるむことが多かった。
だが、その海で、僕は、天神を助けようとして、結果的に海で死んでしまったのである。
それからは、不思議の連続であった。
気が付いたら、10歳の世界に居たり、知らない祭りに行ったり。
僕は訳が分からなかったが、そんな混乱している僕の元を訪れた、身長の高く見えたる、死ぬ前の姿そのままんまの天神を見て、ただ事ではないと気が付いた。
それから僕は天神に説明し、しかし、複雑な気持ちのまま、その日予定していたらしい夏祭りを楽しんだ。
花火を見て、夜景を見て……凄く楽しかった。
その日の真夜中。
突然、陽花が現れた。
どうやら、陽花は僕にとって特別な存在だったらしい。
事情を聴き、僕は、自分がするべき使命を知った。
ただ、その次の日、僕はまた、死ぬことになるのだが……。
それもまた、使命なのかもしれない。
だが僕は、ずっと後に気が付くことになる。
これは、僕が天神を救う話ではなく。
僕が天神に救われる話だったという事に。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 青春 ラブコメ ほのぼの 男主人公 学園 現代 最終更新日:2023/12/26 23:29 読了時間:約177分(88,298文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:xoo/作品情報/Nコード:N8866IF
短編 |
一時はブートキャンプに参加するのか?くらいの大荷物だった高校生の子どもも、荷物の量が落ち着いてきた。そんな2023年初夏。
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: エッセイ 個人ブログ 高校生の荷物重い問題 置き勉 個人用ロッカー 最終更新日:2023/05/22 20:23 読了時間:約4分(1,962文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
作者:黄緑 楓/作品情報/Nコード:N2891IE
短編 |
ちょっとずれてる青春ソング(笑)だよっ!
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 青春 置き勉 生徒手帳 BL 最終更新日:2023/04/14 13:45 読了時間:約1分(366文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 32 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 30 pt |
作者:ウォーカー/作品情報/Nコード:N2683HJ
短編 |
ノートや教科書を学校に置いておく、いわゆる置き勉。
その学校のクラスでは、置き勉していたノートに落書きされる事が度々あった。
また、そのクラスではかつて二人の生徒が途中で姿を消していた。
落書きしているのはその生徒の幽霊ではないか。
犯人の正体を確かめるべく、生徒たちが教室に張り込みをする。
生徒たちの前に姿を現したのは誰だったのか。
置き勉ノートに落書きする理由が明らかにされていく。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 怪談 男主人公 学園 現代 ハッピーエンド 最終更新日:2021/12/13 02:51 読了時間:約9分(4,490文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:伊角 せん/作品情報/Nコード:N1003FP
短編 |
佐藤修二は放課後、一人で教室の置き勉チェックを行っていた。
密かに思いを寄せる地味めなクラスメイト――市原夕菜の机を点検中にリコーダーを落としてしまったので拾うと、教室のドアがガラリと開いた。
そこには、リコーダーの持ち主である夕菜の姿があり、修二はリコーダーを舐めたと誤解されてしまうのだった。
修二は舐めていないことを証明しようとするが、リコーダーの吹き口には何故かたくさんの唾液が付着しいたのだった。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 スクールラブ 青春 ラブコメ 日常 学園 男主人公 現代 最終更新日:2019/06/27 20:04 読了時間:約30分(14,609文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 30 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 22 pt |
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