聖女の身代わりの身代わりイベントが一切発生しなかったIf 国中から神託の年に生まれた少女が集められたのは大体三年前のこと。神殿は未だに候補者の内の誰が神託の聖女なのか見つけられずにいた。 候補として連れてこられたものの自分が聖女だとは一切思っていない主人公は、本物が見つかった時に路頭に迷わないために街に働きに出ようとする。聖女候補は神殿から出していけないという門番に阻まれてしまったが、そこに丁度通りがかった聖騎士が屋敷で働く使用人を必要としているということで、彼が主人公をメイドとして雇うという話になった。 ハウスメイドとしての暮らしは主人公がこれまでに過ごしたどんな環境よりも快適で恵まれたもので…。