山の中で少年が出会った花嫁行列。少年が行列についていくと……。 ＊他サイトにも載せてます

「あなたが好いわ、よろしくね！」ひと目で彼に恋をした、自分の中の自然を信じろッ！全異世界が泣いた（まさか）、ふわもこ前向き令嬢×ちょい悪・山賊親分のラヴストーリー！「いや、困んのよ俺」 ☆第12回ネット小説大賞・一次選考通過作品（2024） ©2024 門戸 All Rights Reserved Do not use my stories for AI training.

昔話の、娘が神へ嫁ぐ物語。　花嫁行列の最中、一柱の神が花嫁に囁く――お前、騙されてるぞ、と。　『百年に一度の祝花の花嫁　人の身でありながら　九十九の神を従えて　神へと嫁ぐ』　囃子歌に謡われる祝花の花嫁は、望んで神に嫁ぐのか。　一柱の神の、騙されてるぞ、に対する花嫁の答えは。　これは、花嫁の恋の顛末と、神代の終焉の物語。

新月の闇夜を行く花嫁行列。恩ある商家のお嬢様桜蘭の身代わりに、花嫁を娶っては使い潰しているという良くない噂の金満家、耀源の元に嫁ぐ事になった雪花。雪花の身に不可解な出来事が次々と起こっていく。【全四話　完結】

あずさは彼と別れた後厄払いのつもりで商店街の中にある赤い鳥居をくぐった。白い着物を着て狐面を着けた子供達が手に手に提灯を持って歩いている。あずさは子供達と一緒に神社の階段を上がる。何が待ち受けていかも知らずに…… 2023/7/3　ホラー2位　ありがとうございます。

梅雨の始まりを予感させる湿り気を帯びた冷たい夜の中を、米倉義信は歩いていた。慣れた道を、諦念を抱えて歩く義信は、その道上で鬼と出会う。　＊カクヨムにも投稿

昴と麒麟は陰陽道の大家に生まれた七つ年の離れた兄弟。昴が十七歳、麒麟が十歳の早春、怖い夢を見たと怯える弟の麒麟に、昴は位の高い妖の一族の姫である、金色姫の花嫁行列を見に行こうと誘う。実力主義の家の中、昴より麒麟が優遇され、ぎこちない関係になっていた兄弟は二人、金色姫の嫁入りを見に行く。

稀なる力を持ち宝玉と讃えられた水姫は、長年家にしまい込まれ父に都合よく扱われて育ってきた。 年頃になった水姫は、父の手際によって東の領主のもとへ嫁ぐことが決まる。 けれどこの婚姻もまた水姫にとって幸福なものでないのは明らかだった。 輿入れの日、思いがけない転機が訪れる。 華美な花嫁行列が盗賊による強襲を受け、戦利品として水姫は捕らえられることになってしまったのだ。 水姫をさらったのは少年とも青年ともつかない容姿をした男、盗賊たちに王と呼ばれる夜従だった。 夜従は水姫の心を見透かすように、毒のように甘い声で囁く。 「泣いてもいいよ。けれどお前は今、僕の物なんだ。物のままでいるなら、今夜からお前を僕は好きに扱う。それが嫌なら村の民として生きる選択もできる。ここにお前の守りてはいない。ならばこの先のことはお前でお選び」 心を縛られて生きてきた水姫は夜従との出会いで自分が知らなかった感情を知り、翻弄されながらもその感情と向き合っていくことになる。 短編集内で連載中だった物を単独連載に移行しています。 場面により流血・残酷描写、女性から男性への性的暴力を想起させる描写(not主人公、ヒーロー)、現実に置いての良俗に反する描写があります。

　わたしのお姫様は、とてもお美しい。 　そんな姫様が我が国を出て隣の大国へ嫁がれるとおっしゃる。 　憂い顔でふさぎ込むお姫様に、わたしは言うのです。どこまでも、お供いたしますよと。　そして花嫁行列の最中、そろそろ大国へ入るというときに、お姫様はとんでもないことを言い出されまして。　え？　わたしが代わりにですか？　何がですか？　花嫁に？　む…… 、無理、です！ 　／　（12/12/26）完結いたしました。本日(13/01/21)スピンオフ小説として、「あたしの皇帝陛下様。」連載開始いたしました。