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作者:らいどん/作品情報/Nコード:N5666JA
完結済 (全15エピソード) |
鏡花一代の名作と讃えられる『歌行燈』(うたあんどん)。
中世、近世の文学に深く根を下ろし、極度に切り詰められた文体で語られる能楽の芸道もの……といえば敷居が高いのですが、物語そのものは、数奇な運命で結ばれた若い男女の恋愛に、芸の師弟の情愛がからむ、きわめてシンプルな感動作です。
現代語訳となると、鏡花一流の華麗な修辞や文章のリズムは犠牲にならざるをえませんが、ストーリーの面白さとみごとな構成美の片鱗は感じてもらえるのではないでしょうか。
原文は一から二十三の数字の章立てからなっていますが、全体は世阿弥以降の古典芸能の序破急五段の形式に、整然と整えられています。それをふまえて、各章を、序、破の序、破の破、破の急、急の五部にまとめることにしました。
各部ごとに(あとがき)と題して参考知識などをまとめていますが、読み飛ばしても、後からまとめて読んでくださってもかまいません。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 最終更新日:2024/06/06 17:24 読了時間:約158分(78,861文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:メガネを取るとイケメン/作品情報/Nコード:N3018HR
完結済 (全6エピソード) |
「失われた記憶を取り戻すため、おれは漫才師になろうと思う」
田舎の原っぱで記憶喪失の青年が目覚める。困ったことに彼の身元は不明だった。
医師と面談している最中、そこに居合わせたボケ老人の頭を反射的に叩いてしまう。
どうやらボケた言動に対してツッコミを入れずにはいられない体質のようだ。
これは一種の職業病、つまり青年がお笑い芸人である可能性が浮上する。
彼はボケ老人を相方にして漫才コンクールに出場することにした。
もし本当にお笑い芸人なら、そこで知り合いに出くわす可能性が高いからだ。
こうして青年による漫才コンクール荒らしの日々が始まった。
はたして彼は自分を知る人間を見つけ出し、記憶を取り戻すことができるのか?
ジャンル:コメディー〔文芸〕キーワード: 青春 ミステリー ギャグ 男主人公 現代 芸道もの 記憶喪失 最終更新日:2022/07/03 11:00 読了時間:約53分(26,166文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
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検索時間:0.0101518秒
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