「……じゃあ、白い結婚で。正直、お前さんと夫婦になるなんてムリ」 男爵家の四男坊であるオレは、顔つなぎに出席したパーティでアホボンボンが婚約破棄をしている現場に遭遇する！　あちゃー、やらかしてら。と高みの見物をしていたら、そのアホボンボンに捨てた婚約者を押し付けられてしまうのだった。侯爵家に男爵家が逆らえるわけもなく、とんとん拍子に結婚、初夜！　うれしはずかしとは程遠い雰囲気の中、オレの口から、「まともな男なら絶対いわねーなー」と思っていたセリフが炸裂するのだった。 他サイトでも題名を変えて掲載しています。

　タケルは、“ハンター”として多くのクエストをこなしながら“夢”を追いかけてランク昇進を目指し、人のためにと頑張っていた。昇格試験の帰りに傷だらけで倒れてたの少女ーーユキを胡乱な輩から助けたことから物語は加速する。彼女は自身をこのヤマト皇国の宰相で魔王を倒した英雄の一人、ノブナガの娘だと名乗る。曰く、父ーーノブナガが家臣“ミツヒデ”の謀叛にあったという。曰く、魔王復活のために殺されたと。曰く、何かあれば父親と同じく魔王殺しの英雄たちを頼るようにいわれここまで来たと．．。 　そこから紆余曲折あって、ハンターギルド“白虎の牙”は彼女に協力することに。ギルドマスターは彼女に同行させる護衛として金等級一名に銀等級二名のハンターをつけるのだが．．．何故か？タケルも一緒に行くことになっていた。おまけに幼馴染のカグラまで半ば強引についてきてなにがなんやら。不満はあるもギルマス直々の仕事に内心喜び、タケルは仲間達と京ノ都を目指す。 　この旅立ちが新たな英雄誕生の始まりであることも、後に語られる偉業となることも、辛く困難で果てなき長い旅路になるとも知らず。 　ーーー和風 FINAL FANTASY を意識して執筆した内容となっていますーーー

幼い頃に家族を失った雪吹は幼馴染みの星菜を残して頼れるものを失っていた。 そんな中、修学旅行で来ていた北海道で世界を変革させる事件に巻き込まれる。だが、それは首謀者、藤野が決めた人間を魔力を使う特別な人間へ変えるための一〇年も前から仕組まれたものだった。 世界の変革完了まで一週間。 デュエンデと言う怪物が蔓延る世界で与えられたコードを使い、残りのメンバーを見つけ世界を救うことはできるのか。

　あらゆる世界を作りだすことのできる存在、『テラーメイカー』。 　自分達の作り出した世界の中で、偉大な冒険家『大英雄』を生み出すため、日夜自分の造った世界のパラメーターを調整しながらテラーメイカーは人々の紡ぐ歴史を見守ってきた。 　テラーメイカーの一人、ルルナ・ミティは「剣と魔法の世界エル・ティア」を創造し、大英雄の誕生を心待ちにしていた。 　しかし、いくら立っても大英雄は現れず、上司のディモロス・ディリストエに世界の稚拙さを指摘される始末。 「君は剣と魔法の世界に拘り過ぎ、自分の作った世界に生きる人々を一切見ていない」 　本来ならテラーメイカーが己の作った世界への立ち入り、まして生み出した世界に生きる人に干渉するのは後ろ指をさされ笑われる行為だ。 　しかしルルナは、上司の言葉からエル・ティアの光景を観察することにする。 　そこで彼女が目にしたのは人と魔物が戦う世界で「冒険者が冒険者を見捨てていた」光景。 　今にも死を迎えそうな「彼」の姿に居ても立っても居られないルルナは、自ら生み出した世界へと降り立つことにした。 　素性を明かせず、大英雄誕生のため自分を作った世界、実情を知るために動くルルナ。 　仲間だった冒険者の裏切りによって死を迎えようとしている「彼」。 　二人は出会い。 　そして大英雄を目指す「彼」とルルナ、禁断の恋や冒険が続きます。

主人公の山田 将貴は、ある日突然角が生えてはしまった！ そこに現れる美少女のとの出会いが、将貴の運命を変えていく！？ 魔界の英雄誕生の物語が、今始まる！！