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作者:花五月/作品情報/Nコード:N7890DZ
連載中 (全2エピソード) |
波打つ黒髪、赤銅色の瞳、体躯以上の怪力を持つ孤児、メリーエル。
鴉だ、悪魔だと囁かれる偏見と恐れを持ち前の意地と笑顔で切り抜けて、シスター見習いを経て孤児院を手伝おうとひそかに考えていたのだが、孤児院の出資者である侯爵に請願されて、近年鎖国を解いたばかりの狩猟民族の住まう土地へ嫁入りすることになる。
当然、文化も言語も路地裏流どころか王国流も通用しない。
得意の話術が使えない。のべつ幕無し笑顔を作っていれば何を勘違いされるかわからない。
けれど下手を打って離縁などされては(孤児院が)困る。
言葉が通じない、ただそれだけのはずなのに完全に心が折れてしまい、3ヶ月もするとただ家事をする機械と化しつつあったメリーエルは、ふと思う。
「この花にはなんて意味があるのだろう。
あの日、彼はなんて言ってくれたんだろう」
白ヶ音雪さま主催「蛮族の嫁」大遅刻「蛮族の夕べ」企画に提出・・・したかった。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 蛮族の夕べ ほのぼの ハッピーエンド 言語の壁 最終更新日:2017/05/22 04:18 読了時間:約18分(8,818文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 非公開 ブックマーク: 1件 評価人数: 非公開 評価ポイント: 非公開 |
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