NTR―――貴方を愛してる 例え大衆の面前であろうと、迷うことなくそう告白できるくらい、俺杉原学は寝取られを愛していた。 俺は寝取られが好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで好きで堪らないのだ。 「だが、寝取られを嫌うやつが、この世界には多すぎる……」 そんな狂った世界に寝取られを普及すべく、悩んだ末に俺が出した結論……それは、NTR系Vtuberとして君臨すること。 無理かもしれない。無謀かもしれない。だが、俺は決めた。 「NTR系Vtuberに、俺はなる！！！」 なんやかんやで100万人の登録数を確保できたものの、俺の配信に毎度邪魔するやつが現れて……？

　実質的にニートである父ディランに育てられたルークは、今年で高校一年生。戦闘専門の学校に進む事を決め、その中でも最も難関の学園を受験することになっていた。 　その試験で、大勢が集まる中、ルーク達のチームはトーナメント戦を一位通過。 　そして無事入学式を終え、寮に行くと、真面目そうだったチームの美少女が本性?を表す。 　挨拶に行くと、その少女に裸ワイシャツで迎えられ、顔を赤くしたルーク。 「顔が赤いわよ。風邪でも引いたんじゃないの?」 　風邪薬だと思ってルークが飲まされた物とは……?