小説『大都会のセイレーン』で小説新人賞を受賞した覆面作家・朝海愛（あさみ・あい）の素性は謎に包まれていた。ベストセラー小説となった『大都会のセイレーン』の文庫版のあとがきは世間を騒がせた。 （この物語はmonogatary.com等のサイトに天野つばめ名義で掲載しています）

聖王国の聖都グラスホールの小さな出版社に勤めるルリルーは、覆面小説家。 新作のアイデアはあるものの、実体験がなさ過ぎて書けないと、安易に話したのが運の尽き。 どこからか現れたイケメンがイチャイチャラブラブ（健全な範囲）を指導してくれることに。 この物語は激しい動悸で心臓に負荷を与えすぎた女性の末路を描・・・・ ＊本編全五十話（一話約千六百〜二千字程度、終盤オーバー気味） ＊カクヨムでも公開しています

アルタイル王国には、正体不明の人気小説家ジョー・サンドがいる。実は名前を明かせない高貴な方が作者なのではと噂されているが、その正体は田舎に住む新米古典教師アネットだ。教員の仕事と小説の締め切りでぼろぼろのアネットは、恋人の浮気に遭遇する。さらに、ジョー・サンドの正体を探る人物や、ジョー・サンドを名乗る人物も現れて―。アネットのお仕事と恋の物語。

夏目秀平は正木賞受賞経験のある推理小説家。彼が気になっているのは毎週通う図書館で顔を合わせる女性と、最近活躍しはじめたばかりの新進気鋭の作家・宮越蓮の存在。 ある週末、秀平は宮越蓮の新刊を手に図書館へ出かけるのだが、そこで彼を待っていたのは―――

あの日、あの声を聞いたのは偶然だった。 男の子との出会いからはじまった、毎週金曜日２３時から３０分間の小さな楽しみ。 少しずつ大人になろうともがく中で出会った、覆面小説家、山野藤と、いつも講義に遅れてくる遅刻魔で有名な須田くん。腹黒な教授に恋する美衣子に、私に想いを寄せる美衣子の弟、須田くんの友人でチャラいでおなじみな近藤くん。人との出会い。本との出会い。初めての感情との出会い。それぞれが、それぞれの想いや事情を抱えて生きている。 「俺の気持ちは、この先どんなことがあってもきっときみから離れることはない」「絶対なんて言葉、信じる方が馬鹿なの！それこそ作家様の言葉なんて！」「情けないことに私はあの人を信じて待つことしかできないの」「お前ってバカだなぁ。でもいいやつだ」「お兄ちゃんが言ってた。きっと毎日が誰かにとっての記念日なんだよ」 『毎週金曜日２３時のWisteria』からタイトルを変更しました。(4/8更新)

坂野アナウンサー司会の番組に、巷で噂の覆面小説家、牛髑髏タウンが登場する……？（マイページの自己紹介欄に掲載されていた掌編シリーズ第三弾です）

私は小説を書くのが趣味の女。

私は小泉太郎。「とてつもない郵政民営化」という推理小説の作者だ。

覆面小説家の集いがホテルの会議室で開催された。

書道が好きな俺は今日も書道室へ向かっていた。静かに文字を連ねる時、俺は深く落ち着くことが出来る。……なのに、開いた扉の向こうに、そいつはいた。俺の一番苦手な女。大嫌いな奴。能天気な笑顔で俺を見て笑顔を浮かべていやがった。(覆面小説家になろう2008秋より修正を加えて引用)――前述しました企画に投稿したものに加筆修正を加えました。

君は僕の記憶に鮮明な思い出を残していった。華やかな七色の天然色と共に。覆面小説家になろう2008秋【空】ブロック参加作品です。

10名の名前を隠した作家たちによる短編集。今回のテーマは黒。あなたは彼らの覆面をはがすことができるでしょうか？

9名の名を隠した作者による5000文字以内の短編集。今回のテーマは空。貴方は彼らの覆面を剥がすことができるでしょうか。

主人公・拓と同級生・文月の、雨宿りの情景。拓は自分の気持ちを彼女に届けることができるのか。――毎日顔を合わせる。それだけで良いと思っているのに、時々苦しくなる。こんな想いを、たぶん君は知らない。（覆面小説家になろう企画プレ開催投稿作を、加筆修正した作品です）

大学四年になった僕は高校最後の年、ケンジと走り、あの日気まぐれな五月雨が降っていた事を思い出す。あの日と同じ、気まぐれな五月雨の降りしきる山林の車道を僕は行く。同じ時間に追いつく為に。（覆面小説家になろう、プレ開催参加作品です。）

しとしとと降り続ける梅雨の雨。彼女が繰り返すの現実に終わりはあるのだろうか。――今作は『覆面小説家になろう』という企画にて書いた作品を改稿したものです。改稿をお許しくださった企画者へ感謝申し上げます。

妻を失い、生きることに専念する父親。妊娠し、結婚を決意した娘。父と娘、二つの視点から描かれる、めぐりめぐる一つの物語。☆★☆覆面企画「覆面小説家になろう」プレ開催、テーマ『雨』参加作です。

18名の名を隠した作者による5000文字以内の短編集。貴方は彼らの覆面を剥がすことができるでしょうか。