※小説というものを書くことが不慣れな故、所々未熟な表現がございます。ご了承いただけると幸いです。評価、感想、意見等ありましたら、書いていただけると励みになります。よろしくお願いします。 皇暦0306年。一人の王が世を統べ、人権が完全に死んだ世界。Z787(ザナエル)は、そんな世の中への反逆者達を粛清する為の部隊、「BLACK」の隊員である。人殺しを生業とする中で、彼は様々な人の思いに翻弄されてゆく。いつしか自らの運命をも狂わせてゆき、行く末は、世界をも巻き込む悲劇へと変貌してゆく。彼の心は、何処へ向かい、彼に何を囁くのか。『心』の凍りついた世界に、何をもたらすのだろうか。 これは、運命を嘆く者たちが紡ぐ、負の歴史の一片である。

戦いに明け暮れる日々 そこには彼の、彼だけの理由があった。