ある日息子の部屋を掃除していると、押し入れから物音がした。 　 ネズミ？　それともG？ 　 一人で開けるのが怖くて急いで居間から旦那を呼び、開けてみるが何もいない。 しかしその夜、息子が部屋で誰かと話している声を聞いてしまった。 電話で話しているのだろう。そう思ったのに、相手の声も息子の部屋から聞こえるのだ。 息子の妄想か、新興宗教に騙されているのか、家にいたくないお友達を連れて来ているのか。 探る母とあっけらかんとした息子の攻防（？）。 そして正体の明らかになったそれと息子の交流を、知らないふりをしながら生暖かく見守る母の目線でお送りします。

シスター服ではないことをいいことに、下校途中で寄り道したシスター・ハヅキ。 「姉」シスター・リリアンを見かけたので尾行すると、半壊の聖堂へ入っていき、誰かと話しているようですが―― 不真面目シスター、歌姫との出会いを神に感謝します！

ドラゴンさんに育てられた少年が誰かと話しているようです。

僕の彼女は精神病になってしまった！？ ＿＿＿僕の彼女が“精神病”になってしまった。 はじめは、急に何かを怖がったり、誰かと話しているような 会話を一人でしているんだ。

　シスコンなお兄ちゃんが妹の為だけに頑張る、ただそれだけの日帰り異世界コメディー！ 　『妹』という概念を創り出した神がいるのなら、1日5回聖地に向かって拝んでも良いくらい、俺は妹の美波が大好きだ。 　しかし、そんな日常は異世界案内人のリーンのせいで崩壊してしまう。話を聞いてみればどうやら異世界の魔王討伐の為に俺に勇者になって欲しいらしい。俺は仕方なく受け入れ「お兄ちゃん、異世界行って魔王倒してくる！」と妹に報告しに行こうとしたのだが……妹が部屋で誰かと話しているのを聞いてしまう。ひっそり耳を傾けると……なになに、「魔王になる」！？ 　我が家を襲うピンチ。どうすればいいんだ！？　そう考えるその傍らで、今日も妹は陽気に殺害予告を飛ばす。「ちょっと勇者ぶっ殺してくるっ！」ーーと。……これから俺はどうすればいいのか。

祖母は最近誰かと話している。 「私」は知る。見えない世界を見るために。その方法を。 （個人サイト『水たまり』やpixivで同じ作品を投稿しています）

眠れない少年は、今夜も誰かと話している。