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作者:くさかべかつ美/作品情報/Nコード:N4493FE
完結済 (全7エピソード) |
「果たしてこの作品は児童文学だろうかと考えたとき、YA(ヤングアダルト)にするにしても、やはり無理があるように思えてなりませんでした」(――第59回講談社児童文学新人賞選評より)
第59回講談社児童文学新人賞最終選考作が早くも小説家になろうに登場。
「『ごん狐』を読んだあなたの感想について、正しいものを選びなさい」
放課後、誰もいない六年一組の黒板に記された国語の問題文。
――「自分」の感想について「正しいもの」を選ぶ?
背筋を凍らせながら黒板に解答を書いた真名は、教室の地下に閉じ込められてしまうが――。
* * * * *
補記① 作中の新見南吉「ごん狐」(初出1932年「赤い鳥 復刊第3巻第1号」)の引用は青空文庫【底本:新美南吉童話集(岩波文庫、1997年7月15日第2刷)】に依る。
補記② 作中の『学習指導要領「生きる力」』の引用は、2017年(平成29年)3月改訂版の「小学校学習指導要領」(文部科学省)に依る。
ジャンル:コメディー〔文芸〕キーワード: 講談社児童文学新人賞 最終更新日:2018/12/12 19:19 読了時間:約111分(55,200文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 223 pt ブックマーク: 41件 評価人数: 15 人 評価ポイント: 141 pt |
作者:葵くるみ/作品情報/Nコード:N1468BK
短編 |
『ぼく』――淳司《あつし》が住んでいるとある街には小さいながらも霊験あらたかといわれる稲荷神社がある。『ぼく』は幼いころからその稲荷でよく遊んでいたが、中学進学したころから生活に追われてなかなか訪れることが減ってしまった。
そんなある日、ふと懐かしくなって神社を訪れると巫女装束を身に着けた杏花《きょうか》と名乗る少女がいた。彼女の持つ爽やかな空気に『ぼく』は惹かれ、そして時を忘れるほどに語り合う。どこか浮世離れしたその少女に「またね」と挨拶を交わし、『ぼく』は帰途につく。
……数日後、再び神社を訪れた淳司は再び杏花を見かけるが、少女の顔は前回会った時と異なり、どことなく曇っていた。
少女はどうしてそんな表情をしているのだろう。
そう思いながら、『ぼく』は杏花に話しかけた――。
※2011年、講談社児童文学新人賞に投稿した作品。
一次選考落ち。
あらすじは『引き』をつくるために投稿当時とは変更してあります。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: なろうコン応募作品 エブリディマジック 狐 ほのぼの 現代(モダン) 和風 想定対象高学年以上 ノスタルジー 最終更新日:2012/10/24 13:44 読了時間:約28分(13,862文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 21 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 15 pt |
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