魔法の世界のはなしです。 　・【本編（ほんぺん）】（男主人公）。【妖暦（ようれき）５０７年】。魔術学院で教授をつとめる17才の少年・和泉（いずみ）が、五年まえに行方不明になった【賢者】の少女をたすけるというはなしです。 　・『銀の柱と黒い柱　編』（女主人公）。【妖暦５０３年】。魔術学院の大学部に所属する14才の魔女リョーコ・Ａ・ブロッケンが、半年まえの事故で気力をなくした賢者の姉を立ちなおらせるというはなしです。 （※このものがたりはフィクションです。実在の人物・団体・事件とは、一切関係ありません）

七大貴族のうちのひとつであるアスタロト家の長男であるアルフレッドは、妹以外の家族からは無能と言われ追放されてしまう。 追放される際に姉から宝石と思われる白く輝く石と大金を渡されるも、執事を通して森の奥で殺されかけて崖から突き落とされてしまう。 偶然にも生きた主人公はその後、奈落の底で魔物に襲われてしまい、二度目の生死をさ迷うことになる。 もう生きる気力もなくなった矢先、白く輝く石のお陰で真の力に覚醒。 無事奈落の底から生還したアルフレッドはこんな目に遭わせた姉とはもう金輪際関わりたくないと感じて復讐もせず、田舎でのんびりと暮らそうとするも…… ※じっくりと練りながらお話を作りたいため、更新は不定期となりますがご了承ください