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作者:結城 からく/作品情報/Nコード:N9164HN
完結済 (全115エピソード) |
迷いの森にある図書館。
そこで暮らす蔵書狂は、知識を対価に新たな知識を授ける存在だった。
ある日、図書館に若き商人エイダが訪れる。
彼女は魔術の知識を書物の形で欲しいと述べる。
エイダの目的は知識ではなく、その書物を売ることで得られる莫大な富と名声だった。
そうとも知れずに蔵書狂は要求通りに魔導書を授ける。
企みが成功したエイダは、その後も不定期に図書館へと通うようになる。
十年後、エイダは世界有数の賢者と呼ばれるようになっていた。
彼女の出版する魔導書の実用性が高く、その功績が認められたのである。
実際は何の知識も才能も持たないエイダは、口八丁で乗り切って賢者の地位を利用する。
ところが世界各地で魔族が暗躍するようになり、国家間でも戦争が起きるようになる。
賢者としての活躍を期待されるエイダは真実を言えず、窮地に追いやられてしまう。
そんな彼女が向かった先は、すべての発端となった図書館だった。
エイダは蔵書狂に対して告げる。
「お願いだ。君という知識のすべてが欲しい」
斯くしてエセ賢者のエイダは、ゴーストライターの蔵書狂を連れて世界を巡る。
彼女が真の賢者となるための旅が始まった。
※アルファポリス様、カクヨム様にも投稿しております。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: ESN大賞8 BK小説大賞 チート 冒険 異類婚姻譚 DNCMOON6大賞 アニセカ小説大賞1 異能力 賢者(偽) 魔導書 残念美人 R15 残酷な描写あり 最終更新日:2022/07/17 12:00 読了時間:約260分(129,888文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 1,130 pt ブックマーク: 204件 評価人数: 80 人 評価ポイント: 722 pt |
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