公爵令嬢のルイーズは、街角で演奏していた冴えない男爵令息に一目惚れした。 容姿は地味だけど、チェロを奏でる姿があまりにも気持ち良さそうで──もうダメ、気になる！ ちょうど婚約者の王子が隣国の王女といい雰囲気になっていたこともあり、「バイオリン修行」と称して、彼の所属する楽団に潜入することに。 身分を隠して、楽団の一員としてチェリストに接近。王城での演奏会では変装して参加してハラハラドキドキ。チェリストの彼と音楽を通じて少しずつ心が通い合っていく──。 そんなある日、王子が彼を“国外留学”させると宣言してきて！？ クールで不器用なチェロ奏者×恋に一直線な公爵令嬢の、音楽がつなぐちょっともどかしい恋愛劇、開演です！

第2王女マリーンは、7歳のある日、泉で溺れかけたところを騎士見習いの少年・ナインに助けられた。 ぎこちなくも優しい彼に、子どもながらに恋をした――けれど、その後、持病の発作が悪化し、マリーンはナインと離れ離れに。 それから9年。静養地で元気を取り戻したマリーンは、18歳になり、宮廷薬師ベックの見習いとして、恋人と穏やかな日々を過ごしていた。 ……そう、恋人が夢を追って旅立つまでは。 寂しさに揺れるマリーンのもとに届いた、ベックの娘からの手紙。それをきっかけに、マリーンも旅に出ることを決意する。 そして護衛に現れたのは――まさかのナイン！？ 9年ぶりの再会にときめいたのも束の間、かつての“憧れの騎士様”は、堅物で口下手でポンコツな男に成長していた！？ 「……こんなの、想像と違うんだけど！」 それでも始まってしまった、再会と再恋（？）の二人旅。 不器用なポンコツ騎士×健気なお薬姫の、じれじれで甘くてちょっと切ないスローラブストーリー。

全てはこの日のために皇后の愛と復讐と…それはの続編 フェレイデンの皇太子ヴィクトールは10歳年上の剣の指南役アレキサンドリアが大好き。剣の修業に勤しみながら恋愛対象としてみています。アレキサンドリアには婚約者がいましたがある日破談になってしまいました。 その後は皇太子付きの近衛隊長として昇進した８年後、婚約破棄した相手がまさかも猛烈にアプローチされげんなりしていたアレキサンドリアはますます憂鬱に。 そんな時にまさかの皇太子からプロポーズをうけました。 ①結婚の条件は女将軍に推薦する ②アレキサンドリアがいやになったら離婚する出来る ③皇后の役目はしなくていい ④妾妃や愛人は持たない というものだった。 破格の待遇にアレキサンドリアは揺れ動くがこれを承諾 皇室は上を下をの大騒ぎになるが、皇帝と皇后はまだ皇太子が若くアレキサンドリアが年配だという事もあったが結婚を許可する。 皇太子の一方的な恋愛感情でスタートした結婚生活だったが。 共に宮廷や戦場、暗殺未遂など生活していくうちにアレキサンドリアの感情に心情の変化が。 年の差婚、身分差の二人は幸せになれるでしょうか？ 宮廷ドタバたラブコメです。

身分差がありながらも、恋文で繋がった二人の恋物語。 特別公式企画「小説家になろう Thanks 20th」、投稿作品です。