遺跡で発見された主人公は自分が何者なのかを探し求め世界を巡る。赤毛の訳あり少女リュカ、プラチナブロンドのシーザー、オーグ義兄弟と共に最初のパーティーを組み、困難を乗り越え、心身共に成長していく物語。 旅での運命的な出会い、絡み合う複雑な事情、そして芽生える歯止めの効かない激しい感情... 各地で起こる様々な出来事に巻き込まれながらも彼らは歩みをやめなうい。 導かれるようにして向かう先は起源か、破滅か... ※特に迷宮攻略中はショッキングな描写が多いかもです。 序盤は迷宮攻略がストーリーの主な軸となり、街や迷宮などにおけるイベントを基点に章が切り替わります。 世界観は近世レベルを考えており、電気や水道などはありますが現代的な兵器や核といった行き過ぎたものはありません。歪な魔法科学技術のもと成り立ったファンタジー世界です。 国家は堀や城壁で囲まれたものから、浮遊都市など多様なものがあります。 迷宮内は魔物、迷宮外は魔獣、人型はまとめて魔人、人工物はオートマタと分類しています。この世界の人間にあたるのはヒトだけで亜人といったものはいません。 物語における恋愛要素は一定のラインから濃くしていくつもりです。 ※初作品、不定期連載ですがよろしくお願いします(*^ω^*) タイトルは変える可能性が高いです

三十年ほど前のことです。 当時の王女様によって、剣と魔法の世界に召喚された地球人がいました。 彼は中世レベルの異世界で地球の知識を活かし、様々な改革を成し遂げていきます。 その発明は画期的なものばかりで、電気を作り、機関銃を作り、文化芸術をも大きく推し進めました。 中世末期から近世レベルの世界を、二十世紀初頭レベルにまで押し上げたのです。 彼はその功績を認められ、王女様と結ばれ王様になりました。 しかし地球から来た新たな王様は、隣国の過激派に暗殺されてしまいます。 それをきっかけに、全世界を巻き込んだ大戦争が始まってしまうなどとは誰も思っていませんでした。 牧歌的だった異世界の国々は、国家総動員体制をとって総力戦に挑みます。 機関銃、戦車、毒ガスといった新兵器が次々に投入され、塹壕で凄惨な戦いが繰り広げられました。 戦車によって壊滅した最前線から、王都の部隊に転属させられた平民の兵士ビンセント一等兵は、ある日不可解な任務に投入されます。 そこで出会ったのは、クーデターで城を追われた当代の王女様。地球から来た王様の娘です。 王女様を守る女騎士見習いとともに、王女様を助けるための旅が始まります。 カクヨムにも掲載しています。 タイトルは「さらば魔法王国～うちの王様は異世界転移で中世レベルの世界に産業革命を起こしたけど、暗殺がきっかけで泥沼の戦争になった。俺、平民の兵士だけど塹壕の底で今日も頑張ります。王女がクーデターで追放？助けよう！」を改題したものです。

　世界のほとんどを支配し、悠々自適な生活を送っていた北郷が飛ばされた次なる世界は、何と魔法が存在するファンタジー世界だった。しかしこのファンタジー世界、ある程度の技術力が発展しているので銃や大砲で戦い、ファンタジー世界でお馴染みのチート魔法が存在せず、エルフなど亜人は既に絶滅しているという、微妙に現実感があるファンタジー世界だった。この作品は前作「日本帝国記」の続編です。